不登校の子どもたちの共通点:人間関係をうまく作れない
不登校をしていた子どもたちは、「人間関係に自信がない」とよくいいます。だから、人間関係ができるだけ少ない学校をと選ぶのですが、
それだから、折角の練習できるチャンスを失ってしまっています!
その結果、人間関係を学ぶ場所が少ないため、いつになっても自信がつかないのです。
なぜ、学校生活がつらいか?というと、
それは、元気学園で、一緒に生活をはじめると、すぐにわかります。
「人といると疲れる」というのは、何気ない言葉ですが、大きな問題をはらんでいるかも知れません。
ちょっとしたことで、腹が立ち、できないことをバカにされると、ただならぬ怒りを感じたり、逆に、気に病んだりと、学校生活や社会生活でいじめという以前の、当たり前にある、噂。
良い噂も、悪い噂も、どちらもですが、そういうことに、敏感です。
また、会話や行動において、「これ以上すると人がイヤがる」という相手の感情を理解できないこともあれば、協力や義務的なことが苦手で、友達がなかなかできないといった現実も、子どもを預かってみて、はじめて見えてきます。
親が知らない子どもの姿というのが、同級生の中に入ってみると、浮き彫りとなるのです。
そこを、きちんと教育的に、年の近い者と一緒にいられるようにするというのは、中高生だから、受け入れられるのであって、年齢が増すと、年を追うごとに自己流の生活習慣や考え方が固まってきて、難しくなっていきます。(これは、真実なので、「いつかできる」と、決して甘く見ないで下さい)