高校3年間は、その後の人生を決定する重要な時期です。
大人たちの多くが、18歳までに身につけたことを土台に、就職や進学など、人生の重要なことを決めていることからわかるように、臨界期である10代のこの時期に、何にどのように時間を使うかで、将来の方向性を決めていくことになります。
不登校の子どもたちの高校進学は、内申書などの問題はありますが、それよりもっと大きな問題は、健康や教育の問題です。
ですから、高校進学を考える時のポイントは、
・そこでは、子どもに何を授けてくれるのか。
・授けてくれたことを、子どもが、きちんと受け取るまでケアしてくれるのか。
に注目すると良いでしょう。
3年間という長い時間の使い方次第で、不登校での悩みを乗り越えることもできます。
しかし、同時に、もっと傷を大きくしてしまうこともあるのです。
次へつなぐことができる、高等学校の3年間であって欲しいと願っています。