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大学薬学部の先生に聞く実習事情 - 不登校との関係

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高校生の不登校

大学薬学部の先生に聞く実習事情 - 不登校との関係

大学の先生からも、不登校や学生についての悩みを聞くことがあり、薬学部の教授から、「困った」と相談をうけました。
一番たいへんなのが、実習が増えて、「実習でやっていける学生」を養成する事に、ずいぶん苦労しているということでした(>_<)。
話を書くと長くなるので要約すると、

挨拶ができない。
報告ができない。
指示に従えない。

これをどうにかしなければ・・・・・ということですが、
これは、企業の人たちから聞く悩み相談と全く同じでして、まさにこれは、元気学園で力を入れていることでもあります。

これができないと、実習先でトラブルになったり、大学を不登校になったりと、たくさんの問題を抱えることとなっていきます。
大学では、人前で喋れないというのも、大学生活でつまずく原因で、どの学校の先生からも同じような内容で、「どうすればいいのか?」と相談を受けます。

大学に行かせるのに時間も経済的にも投資をしているので、その途中にうまくいかないと、親もがっかりです。

そう考えていくと、ここで不登校がきっかけで出会う子どもたちは、年齢が低いうちに苦手な事を練習して、できることが増えて、後になって親が手を貸してあげられなくなってからより、ずっとよいのだなと思います。

先日も、中学の頃不登校で元気学園に来ていた生徒のお母さんから手紙が来ていて、

「子どもが学校に行かなくて、あの頃は真っ暗やみだったけれど、先生に預けて子どもと離れて、そして子どもが変わっていって、本当に嬉しかった。
その後高校、大学と進学し、就職して、最近は自分の悩みを聞いてくれるようになりました。
今では、精神的な支えとなってくれています。

今思うと、親もあの頃は青春だったのだと思います・・・」

というような事を書いてありました。

親の方も、このままじゃイカン!!!!と若くて、バイタリティーがあったのですよね。
そのパワーが問題解決に向かい、その熱意が子どもに伝わり、子どもを動かすのだと思います。

全国の、子どもの不登校で悩んでいる父母の方々へ、10代の幼い年齢に問題がはっきりと分かる形になって表れるということは、親にサインを与えてくれていると考えてみてはどうでしょう?

そのサインを正しく受け取って、きちんと対処できれば、後で振り返ると、「親も青春だった」と思えるようになるということですので、前向きにがんばってください。

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