元気学園では、イベントがたくさんあります。
(毎日のブログで紹介しているので、登録して読んでみてください)
引きこもってきた家からでてきて、お出かけや旅行、コンサートに体験学習、海外研修など、さまざまな経験を重ねていくと、顔が上にあがって、堂々としてきます。
そうなってくると、人の中に出ていくので、相乗効果がうまれて、さらに多くの経験をすることができます(^∀^)。
10代の後半になって、自立を考えはじめると、
周りは、「できることだけでいい、アルバイトでもいい」と促すのですが、本人が乗り気になれない。
その理由は、何をするにしても経験がないのです。
さらに、うまく練習させてくれるところもない。
(その働く練習をする場所が欲しいというニーズにこたえるために、自活館をつくりました)。
そうやって、働けない・働かない人が増えていっています。
実は、この悩みは日本だけではありません。
世界中の先進国はどこも、若者問題で苦労しています。
ヨーロッパでは、働けない若者と、生活保護者が増加して、経済をひっ迫する。そこに、移民問題が入ってきます。
日本も、高齢化だけでも背負いきれないのに、働かない若者が多くなっていくと、どうなっちゃうのでしょうか。
若者無業者という国の統計があります。働かない・働けない若者は、50万人以上で、鳥取県の人口くらいいます。
県民すべてがと考えると、たいへんな数です!
大人になって、「働かない・働けないのは困った」と気が付くのではなく、
すでに、中学生や高校生の時に、どう過ごしているかで、十分に予測できます。
一人で何かしようと思うと、勇気がでないですよね。
けれど、誰か一緒にやってくれる人がいれば、できてしまいます。
さらに、そこに、仲間の輪があれば、笑って愉快に乗り越えられます。
こうして、自分の体をつかってした一つ一つの経験が、自信になっていきます。