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教育は国家の将来を担う大問題

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高校生の不登校

教育は国家の将来を担う大問題

適した教育に出会えれば、子どもは変われる

人は国の財産です。
子どもの個人の能力を高められないのは、日本の憂慮すべき問題だと思います。

子どもに、能力以上を要求して、追いつめてはいけないけれど、今ある力でできることを、きちんとしていけるようにするのは、子どもの幸せにつながります。

「できることをさせない」では、力はつきません。
そのまま大人になってしまったら、親も子も苦労するし、また、それを社会で背負う負担は大きいです。

今、教育現場で感じていることが、次に、社会でも議論となる日がくるでしょう。
教育は、個人の問題だけではなく、国家の将来を担う大問題です。

「習い性となる(書経:習慣はついにはその人の生まれつきの性質のようになる)」という言葉があるように、持って生まれた性格もあるけれど、人間、習慣によっても性格ができます。

そこに注目して、「ムリしなくてもいい」が、子どものラクを容認する(=能力を伸ばすことを阻む)ことにつながってしまうということに、社会全体が、気が付いていければと思います。

子どもは環境でかわります。
ここで出会う子どもたちは、お母さんと離れて、1週間で驚くほどかわります。
半年もしたら、別人です。
適した教育に出会うことで、新しい自分になれるのです。

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