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【参考】
学園ライ
ブラリー

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高校生の不登校

不登校の認知行動療法

自分に対する客観的な視点を受け入れるのは、社会性につながります。

例えば、「みんなと楽しく会話しているときに、いつもつまらなさそうな顔をしているよ。」と言われたとします。

その時に、「そうなんだ。そんなつもりはなかったけれど、それだったら、気をつけるようにしよう。」と思えれば、そう教えてくれた人は、良いアドバイスをしてくれたいい人で、自分にとって、得な情報を仕入れたことになります。

しかし、「そんなことはないのに、どうしてイヤな事を言うのだろう。」と思ったとしたら、相手を拒絶してしまい、良い関係は決してつくれません。

それには、まず気づくこと。
そして、それを認めること。
自分がそうだ!と思うことが、自分の行動を変えることのきっかけです。

最後に、行動を変えようと工夫してみることができれば、それは、もう大きな変化です。

元気学園では、その気づきからはじまる認知行動療法の一連のステップを、日常生活のあらゆる場面に組み込んでいます。

ここでは、自分と同じくらいの年齢で、同じような悩みを抱えていたり、自分にも思い当たるようなアドバイスをされている仲間が目の前にいるので、自分を映す鏡として見ることができます。

自分のことは、よく分からないけれど、他人の事はよく分かるという特性がありますから、それを利用して、「人の振り見て我が振り直せ!」。

周りからのアドバイスを受け入れるようになると、久しぶりに出会う父母やおじいちゃんおばあちゃんからの評価がとても高くなります。
そして、誉められるという成功体験を得て、アドバイスを受け入れることは良いことだとなる。
そこに、好循環がうまれます。

元気学園の治療教育では社会的スキル(「中学生の不登校」に掲載)を身につける練習もしています。

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