医者の子病って何?
不登校になった医者の子どもたちを、たくさんあずかってきて、
これは、医者の子病という病だな・・とおもいます。
医者の子病と聞くと、
「親が、勉強・勉強と言って、無理やりさせるからでしょ?!」
と、反応されてしまうのですが、
全く違います。
単純ではないから、なかなか厄介なのが医者の子病です。
何年も引きずっている人がいます。
しかも、子どもだけでなく、実は、親自身が医者の子病というのもあります。
サポートの方法は、一人一人違います。
本人だけの問題ではなく、親子関係もとても大きいものです。
そして、気持ちだけでなく、必要なのは、自分の足でしっかり歩み続ける未来が開けていくことです。
医者になりたいのなら、医学部に合格して、さらに、入学してから、やっていけるだけの実力をつけないといけない。
学力はもちろんですが、実習やチーム作業などもあり、総合力が必要です。
人を助ける仕事ですから、それに見合った人格も育てていきたいです。
体調不良をととのえて、そして、学ぶ力をつけていく。
医者の子病の子たち、医者になっても、ならなくても、
努力をしながら将来の自分の姿を夢見て、くじけずにがんばるのを応援していきたいです。
出版社の人と話をしていて、「うちには、医者の子病の子が多いのですよ。なかなかしぶとい病なので、『医者の子病』って本を書こうかな・・・」と話すと、
いいですね、それは、ぜひぜひ。
と言われているので、もしかしたら、一冊の本になるかもしれません。
医者の子病と同じで、大学教授の子病やら、東大病など、父母がとても立派な家の子どもたちに共通しておこることがあります。
しかも、不登校になると、さらに悪化させてしまいがちです。
何度も言いますが、この病、なかなか厄介です・・・・(-_-;)。
うちもそうかも?と不安に思った方は、一度お会いしましょう。
不登校から医学部へ
医学部に合格した生徒たちが、「こ~~んなに楽な勉強で、合格できた!!」
というのは、勉強って、たくさんしたからできるようになるわけでもありません。
脳に入るちょうどいい量というのがあるのですよね。
元気学園の体からなおしていく治療教育は、いっぱい勉強をさせるのではなく、頭がよくなるように、生活全般から整えていくので、
体力がついて、記憶と頭の回転が良くなると、勉強って、はかどるのですよ。
しかも、集中する時間のONの時と、息抜きのOFFのバランスが絶妙(笑)。
体調不良をなおしながら、脳と体の機能を高めることで実力をつけていく治療教育が、
「医師になりたい!」という強い意志(!)をもつ子どもたちの夢をかなえています。
この医師になった卒業生や、医学部の学生たちが、とてもいい子たちで、自分と同じような悩みを持つ人を助けたいと、不登校支援のお手伝いをしてくれています。
男女ともに、医学部に進学した学園生たち全員が、不登校をしていた頃は、「自分の未来は暗い、もうダメだと思っていた」といいます。
ホームページの「卒業生・保護者の声」に本人の体験談がありますので、元気になっていく道のりを一緒にたどってみてください。