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起立性調節障害と不登校の深い関係

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中学生の不登校

起立性調節障害と不登校の深い関係

起立性調節障害の原因と取り組み方、そして改善方法について。
起立性調節障害のかげにある不登校の原因をみつけていくことなどについて説明します。

不登校の子どもたちに多い起立性調節障害。朝起きたいけれど、起きられないせいで不登校という人もいるでしょう。
うちに来ている子も最初は、ほぼ全員そうでした。
しかし、起立性調節障害も元気開発プログラムで、みんなすぐに朝起きられるようになっていきます。

とりくみとしては、まず身体からです。

はじめに、心や気持ちの問題から入るのではなく、医療検査などもしながら、疾患があるのかどうか、全身をみていきます。睡眠時無呼吸や起立性調節障害の検査などもしてもらいます。

これによって、ただの自律神経の乱れではない原因も見つかることもあります。
病気がないのであれば、生活習慣をかえることで改善することができます。

起立性調節障害の原因

まず、なぜ起立性調節障害になるかを知って下さい。

起立性調節障害は、立った時に脳に血液がまわらず、脳貧血をおこしてクラッとするものです。
脳に血液が巡ればそんな症状は現れないので、原因は心臓と、足の筋力にあります。

なぜ、「足の筋力が関係あるの?」

と思われるかも知れませんが、血圧というのは血液の圧力ですから、血管をギュッと締め付ける力があれば、血圧が上がり、体の必要としている場所に血液が巡ります。

脳は、心臓より高い場所にあるので、より高い血圧がないと頭頂まで血がまわりません。立つと、重力に引かれて、体の下の方、足に血液がたまります。そこで、足の筋肉が、ギュッと収縮すれば、その血液を上に押し上げることができるのです。

起立性調節障害への対応方法

元気学園では、規則正しい生活をして、よく食べて、日に当たって、よく動いて、良く寝る。
すると、相乗効果がうまれてきます。

医師との連携の上で、長年の間のデータをもとに、教育プログラムを作ってきた運動療法では、厳しい運動をするわけではありませんが、大きな効果がでています。
それについて、元気学園のホームページに大学との共同研究もした結果があるので参照してください。

これらから、お薬で治そうとしても一向に良くならないというのは当然で、筋力は薬ではつかないし、心臓もほどよい負荷をかけることで、強くなります。

また、自律神経の乱れについて、交感神経(興奮)と副交感神経(休息)のチェンジがうまくいかないのは、昼間に日に当たって、活発に動けば、夜疲れて寝るので、寮生活の中で自然と改善してゆきます。

人という生き物として、本来の生活を取り戻せば、子どもが持っている能力を発揮できるようになっていきます。

不登校と起立性調節障害の関係

実のところ・・・
起立性調節障害をなおすのは、そんなに難しくない。

しかし、不登校は簡単ではありません。

起立性調節障害が不登校の原因だと思っていたけれど、なおっても、学校に行けないのは、よくあることなのですが、みなさんご存じでしょうか?

不登校については、起立性調節障害の背後に本当の不登校になる原因が隠れていることがあるのですよ。
それも同時に解決していっているのが元気学園の強みです。
これなしには、体が元気になっても学校や社会にでていけませんからね。

元気学園を紹介してくる医師の先生方から、入学前とくらべて、朝も起きて顔色が良く活発になるので、その変わりように「元気学園マジックだね!」といわれています。

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