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勉強の難易度、量、スピードを子どもに合わせて

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不登校:臨界期と適時性

勉強の難易度、量、スピードを子どもに合わせて

何年も不登校で学校に行っていなかったり、全く勉強していない期間があるのに、元気学園では、毎年、国公立大学に合格するような生徒がでてくるのはどうしてですか?
「東大や慶応に受かる子もいるのはなぜ?」などの質問が、よくあります。

その理由の1つが、学習方法。
勉強ができない子に、いっぱい勉強をさせればできるか?
集中できない子に、どんどん教えればできるか?
というと、答えはNOです。
本人が理解不可能なことを、いくらやっても、分からないままで終わってしまいます。それに分からないこと・できないことには「取り組もう」という意欲はうまれてきません。
何でも「イヤ!」と難しいことには横を向き、「良い結果がでないならやらないよ。」という、取り組まない子どもに育ってしまいます。

みかんの大きさが、勉強の難しさを表しているとすると、あまりにも大きすぎるミカンは、手でつかめません。
また、次々に新しいことをさせて、宿題やテストで追い立てて、消化不良のままどんどんと学習をすすめると、たくさん間違うから間違いをたくさん覚えるということにもなります。
何より勉強嫌いをつくってしまいます。

元気学園では、一度理解できるところまで戻って、そこから、分からないところを探し、できない穴を埋めながら、今の学年に戻っていくということをしていきます。

子どもの理解力に合わせた難易度、そして、処理能力に合わせた進度と勉強量、に調整すれば、能力がぐんぐん伸びていきます。

不登校の間の勉強の遅れも、焦らずじっくり取り組むことが、何よりもの近道で、できないところや知らないところの穴を埋め、次には、同級生に負けず劣らずというところまでくると、ムクムクとやる気が表れてきます。

やる気の結果が、成績急上昇!!なのです。
成績が上がると、親御さんがとても喜びますし、本人も「どう!こんなに頑張ったよ。」と言わんばかりにアイコンタクトしてくるので、「すごいね」と誉めるのですが、元気学園では、成績の善し悪しや、大学名や合格率を追っているのではありません。

教えているのは、物事の解決方法です。日々の学習を通して、努力することや継続すること、そして、困難に出会ったときに、どう対処していくかの方法を学び、将来それを応用して、より良く生きていけることを望んでいます。

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