第三者の介入が解決の近道
「家族だけでは無理」という結論に達することは、決してわるいことではありません。
新たな展開を生み出し、事態が好転するかもしれません。
信頼できる第三者の介入によって、家族間の交通整理ができれば、見えなくなってしまっていた本当の原因が姿を現してきます。
解決方法は一つではありません。
いろんな施設や相談場所があり、向き不向きがあります。
元気学園もすべての子に適しているわけではなく得意分野があります。
どこがいいかは、親が、自分の足を使って、行動して、「ここなら!」と思えるところを探すことが必要だと思います。
まず、親が、そこにいる人を信頼できるかどうかが重要です。
不登校や引きこもりの子どもたちは、人間不信で、人間アレルギーのような状態に陥っているし、外に出たがらないものです。
しかし、心は人を求めています。
だから、それに代わって、親が自分の足と時間を使って、我が子に合う場所を探してあげる。
口先だけでは、子どもにも通じないし、実体が分からないものです。
だから、直接訪問して、そこにいる人をみる。先生も、生徒も、両方見るといいです。