「体育祭で熱中症」などのニュースを見ると、
学校って、融通が利かないんだなぁと改めて思います。
去年9月に運動会をしたら、熱中症の生徒が数名出たので、今年は、6月に前倒ししたら、その日が稀に見る猛暑で、去年より熱中症患者が急増した。
暑い日にしなくっても・・・・(-_-;)、日程を変更することはできないのでしょうか?
うちの子たち(特に、入学して日が浅い子どもたち)に、この厳格さを要求したら、速攻で、こわれてしまいます(^_^;)。
ルールとかスケジュールのおかげで、電車は、時間通りくるし、お店も決まった時間に開いて商品が並べられている。ゆえに、恩恵をこうむっている。
ルール通りだからうまくいく。
しかし、だから、うまくいかないのですよね・・・・。
元気学園では、顔色を見て、今日は、調子が悪そうだから、あまり追い立てないようにしよう。
抜群の天気、今日はお出かけだ!
こういう日は、カラオケで、肺にたくさん空気を入れるようなことをさせたほうがいい。
今日は、冴えてる!、よし、しっかり勉強だ。
こんなふうに、子どもたちの調子を見て、決めています。
今日できなくても、長いスパンで、目標を達成できればいいと考えています。
大切なことは、最終的には、できるようになることです(^o^)。
とかく、コスパやタイパを言い始めた頃から、ちょっとよくなったらもう大丈夫と判断して、すぐにまた子どもをこわしたという相談が増えました。
急いでいるようだけれど、結果として、時間が経っても、何にも身についていません。
寮生活だから、時間の使い方に、ゆとりがある。
必要なことに、必要な時間をつかうことができる。
というのは、元気学園のよさだと思います。
明るく笑いながら生活して、気がつくと、実力がついているのですよ。
できることを増やしていく毎日の積み重ねは、時間がたってみると、大きな力になるのです。