ストレスが多い時代です。
心を鍛えるのは、人によってストレスの感じ方が違うので、ほどよいストレスを与えるには、子どもが何に対してどれくらいのストレスと感じるかを観察する目が必要です。
ちなみに、心と体は密接につながっていて、心の痛みには、頭痛薬が効くそうです。
おもしろいですよね(^-^)。医学雑誌に掲載されていました。
では、ストレスに強くなるためには、どうすればいいか?
肉体的なストレス、学生ですと、マラソン大会だとか、部活の練習などのストレスには、体力があれば、ストレスとならないというのは、すぐに理解できますが、心理的なストレスにも、体力があると、ストレスに強くなることが分かっています。例えば、疲れやすい人、疲れている人に、あれこれ細かな愚痴や注意をすると、急に怒り出すことがありますが、元気な時には、同じことを言っても、そうはなりません。
元気学園の運動療法による、体力づくりで、子どもたちは、みるみる元気になっていきます。
運動というと、ずいぶんつらいことをさせているのではないか?というイメージがあるのですが、苦しい運動はまったくありません!
心拍数の上下やその耐久時間を調節しているので、体の使い方が、ただ単に運動させているのと違うのです。
元気になっていくと、不平や不満、文句が減っていきます。
体力がないと、できない言い訳が必要となるので、おのずと悪口やグチがふえてしまって、本人がかわいそうです。
しかも、少しの刺激が、大きな打撃と感じてしまいます。
だから、体力があることが、子どもたちの心に寛容さを生み出してくれるのですよ。
大器晩成の大器は、器が大きいこと。
心の寛容力という器と体の体力という器、兼用なのかもしれません。