小学生の不登校を長引かせない7つのポイント
小学生の不登校の解決が早い理由と、一方では、甘く見てはいけないところについて。
また、そのままでいたときに注意すべきこと。
さらに、お母さんへのアドバイスや、根本的な原因から目をそらさない方がよいわけ、元気学園の治療教育の効果が高い理由など、小学生の不登校を長引かせないために7つのポイントにまとめました。
小学生の不登校は解決が早い
小学生は、中学生と何が違うかというと、成長の幅です。
臨界期を考慮するとわかるのですが、伸びが違うのです。
短い期間で、ぐんと伸びます。
同じことをしても、小学生が3か月かかることは、中学生ならその2倍、高校生なら、さらにその2倍といったイメージです。
それだけ、時間に対する効果が違います。
ですから、早く問題に特化した教育を始められるというのは大きな利点です。
元気学園のプログラムは、成長を利用しているので、それだけ効果が早くでてきます。
学校復帰への壁が低い
さらに、学校復帰に関しては、同級生と同じことができるのが一つの基準ですが、学年が低いほど、勉強は簡単で、友達とのお付き合いも緩やかです。
学園の治療教育によって、体力・学力・コミュニケーション能力をあわせた実力をつけた子たちは、スムーズに合流していきます。
素直でもあるし、物事をすねて受け取らないので、それだけでも、前向きの推進力が大きいところも大きな長所です。
小学生の不登校を甘く見ない方がいい理由
しかしながら、文部科学省の統計をよくみると、小学校の不登校が中学校になっても不登校でいる割合がとても高いのです。
ということは、不登校になっている原因をそのまま中学校にもちこしてしまっているということです。
ですから、「小学生だから急がなくても・・・」と、のんびり構えていては、どんどん時機を逸してしまいます。
コツコツ努力することを知らないで育つと
小学生からの不登校が大人になった時の一番の悩みは、コツコツ努力するという事を見失っていることです。
見失う以前に、したことがないので知らないという場合もあります。
この、コツコツはすべての土台となるもので、とっても大切です。
コツコツの継続がないと、大人になって「働くこと」にまで影響をおよぼしてしまいます。
これは、不登校になる原因なのではありません。
不登校期間が長びくことでおこることです。
だから、長期化させないことが何よりも重要です。
正しく原因をとらえ、それに合わせた教育ができれば、こじらせて長期化することはありません。
子どもに合わせた育て方を母も学ぶ
子どもの年齢が低いほど、お母さんの影響力が大きいです。
お母さんの育て方が、子どもの考え方や行動に大きく影響します。
助けてあげられることも多い代わりに、その逆に妨げになる場合もあります。
大切なことは、子どもに合わせた育て方をしていくということ。
不登校を繰り返さないためにも、子どもが変わっていくのと同時に、お母さんも学んでいきましょう!
元気学園では、父母と両輪になって、一緒に子育てしています。
子育てで悩む父母たちが増えているこの時代ですから、親にも相談相手やアドバイザーが必要ですよね。
根本的なことにも目を向けよう
年齢が低いという事は、勉強が簡単なだけでなく、子ども同士のおつきあい一つとっても、すべてのことにおいて高度なことは要求されていません。
しかし、そこで、うまくやっていけないとなると、周りとの違いが大きいとも考えられます。
これは、成長の速さの違いだけかもしれないし、もともと何か根本的な原因になるものがあるかもしれません。
根本的な問題は、しっかり取り組むべきこと。
早く知ることができれば、大人になるまでに、たっぷり時間もあるし、親が助けてあげられることもたくさんあります。
だからこそ、何が起こっているかをきちんと知っていきたいです。
父母からの話だけではわからないことも、本人を見ればわかります。
長引かせないためにも早く出会いたい
これらから、小学生の不登校の子どもたちには、できるだけ早く出会いたいです。
というのは、後ではなおせないケースもあるからです。
「もっと早く来ていればよかった」という方がとても多いです。
特に、骨の歪みや、頭痛や腹痛、だるさなどのある子たちは、出会うご縁があるのなら、早い段階で面談にきてください。
きちんと検査をして、元気になっていきましょう!