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不登校の脳と体の成長で、時間とチャンスを逃さない

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不登校:臨界期と適時性

不登校の脳と体の成長で、時間とチャンスを逃さない

体の成長、脳の成長には臨界期があります。

成長には時期があり、その時期を逃すと、一生能力を獲得できないことがある。それが臨界期

その時を逃すと、なかなか、十分な成果が得られなかったり、結果を得るのにたいへん多くの時間と努力を必要になってしまうのが、適時性です。

子どもを大人に育てていくのに、何事も、時とチャンス(時機)があるというのを、忘れないでください。

不登校の問題では、心を穏やかにする時間も必要。
しかし、同時に、体は生まれてからの時間を、刻一刻ときざんでいて、臨界期は待ってくれない。

健康的な生活を送れるような体作りをしたり、勉強して、知識を身につけたりする基礎力をつけるには、やる気を出したときから始めれば良いというものではありません。

年齢が上になって、勉強したことが覚えられない、と泣く子どもたち。
そこに、不登校の現実があります。

だから、能力を獲得できる「時」を大切にしたいですね。

元気学園では、不登校に物理的な「時間」という感覚を取り入れることが必要だと考えています。

いつでもいい。

ではなく、今から、一歩ずつ前に進ませる。

焦ってはうまくいかないが、のんびりしていると、時は過ぎる。

とかく、不登校になると、親は焦って、学校、学校と思う分だけ、学校から離れ、さらに学びから離れて行ってしまっているのが、何万人という不登校が陥っている現実です。

学校はいかなくていいと、家でのんびり過ごして、学力も人間関係も、身につけずに大人になって、「働けない」と悩みを深くしているのが、不登校の実状です。

それは、食い止めたいです。

子供を動かすにも、一人一人の子供が故障しない程度の最大限のスピードがあります。
焦って、逆に何も身に付かないのではなく、「焦らず急げ」。

今できる最大限のスピードが次へのステップにつながります。

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