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不登校:臨界期と適時性(18)

寮のあるフリースクール元気学園として、子供たちを預かってきて30年が過ぎました。
年齢の違う子供たちが不定期に入学し、卒業していきます。

どの子にも、再出発のチャンスがあり、笑顔で過ごせる毎日になって欲しいと願っていますが、年齢によって、成長の度合いが大きく違うことは、否めない事実です。 「もう少し早く出会っていれば」と嘆く、本人や親を目の前にし、また、指導する立場として、心身の発達、脳や神経の発達において、年齢がもっと低ければ、もっともっといろんなことが解決できたのではないかという、気持ちの中にいます。

不登校に時間の感覚を取り入れるということは、決して、不登校の子供たちやその親を焦らせるためのものではありません。ただ、時間の経過と共に起こることを知ってもらって、子供のために、的確な対処をしてもらいたいという気持ちで、このページを作りました。