人としての魅力を育てよう
働くお母さんが増えて、ママはとっても忙しい。
ちょっと静かにしていて欲しいな・・・とついスマホで動画を見せてしまう。
スマホやスクリーンタイムの害はいわれていますが、そちらも重大な事ですが、今回は、子どもの意欲について考えてみたいと思います。
現代の子育てでは、保育園や幼稚園、学校でも、怪我をしないよう、事故をしないよう、危険をさけていく。
どちらかというと、静かにしてくれると助かる。
すると、「何もしない子がいい子」という価値観が子どもの中にできていきます。しかしこの何もしない子が、そのまま育って、中学生くらいになっていくと、悪いこともしないけれど、良いこともしない・・・・。
すると、面白みがないので、人が寄ってこない、ということがおこります。
良くも悪くも、人間的な魅力がある人のまわりに人がよってきます。
寮生活をしていると、なぜかこの子の周りには人がいる・・・!人気者?!という子たちがいるのですが、仲間内の中で、やっぱり、何だかおもしろかったり、頼りになったり、しているのですよね。
大人の目からみたものと、子ども同士の評価はちがいます。
30歳くらいになって、孤独なんだ・・・・と訴える人たち。
「性格だけではなく、幼い頃の問題なのだ」と長く元気学園をしてきたからわかることがあります。
様々な事をして子どもは成長していく。
子どもは無駄なことをいっぱいして、それがタンコブになって、そこから伸びていくものです。
だから、何にもしない子を何かする子にするのはたいへんです。
中学生以上の年齢になって、その価値観をかえることは、ものすごーーーーく大変なのです。
でも、まだ、間に合う!!
そう思って、毎日、遊びの種や、親切の種、人と仲良くする種、その子にとって他人から尊敬される種を植え付けています。
種を植えて、土壌に栄養をあげれば、人気者の芽がちょっとずつでてきます。
大人になって役に立つ人というのは、「何かしてくれる人」。
何もしない人は、競争相手が日本人だけではないグローバル社会で、必要とされるかどうかというのを考えてみなければなりません。

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