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不登校の子どもの競争心と、ストレスの与え方

不登校の子供たち、元気がなくて、自信がなさげ、それに目はうつろ。
根性が足りない!
なんて思う方が多いのですが、根性がない?
イエイエ、根性のない子なんていないです。

みんな、負けず根性はすごいですよ。
すごく負けず嫌いで競争心が強い子が多いです。
女の子は特にそうですね。

家と学校では違う

親御さんが聞くと、「えっつ」って思うかもしれません。うちの子に、競争心が?
同級生の中では、家にいる姿とは違います。
家でのんびりしているからといって、外でもそうかというと違うのです。家は、休む場所であり、安全な場所ですから、そこを勘違いしないようにしないと。
これは、親が知らない子どもの姿ですね。

学校に行かないという選択は・・・

では、その気持ちを、どうやって現実の形にしていくか。
学校に行かないという選択は、子どもにとっては大問題。
簡単になっているわけではなく、そこに行きつくまでは、本人の中では、いろいろとあったでしょう。
だから、「イヤー!!」や「拒否」がかなりあります。
何に対しても、努力しても報われないと思っているところがあるし、失敗することばかり考えてしまい「チャレンジなんて怖くてできない」と、とても臆病です。
アレルギーで例えると、アレルギー反応が極大値の状態です。
普通の人では、何でもないことで、異常反応してしまいます。
ですから、それには、実力をつけるために、どうストレスを与えていくかがポイントとなります。


関連記事として、自活館の不登校Q&Aコーナーにそれについて書いてみました。
>不登校や引きこもりからストレスに強くなるには


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