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努力してできる事とできない事を見極める子育て

先日のブログに、男子寮で、朝お姫様抱っこをしてもらってリビングに下りるっていう話がありました。
全員集合で、話をしているときに、先生から、「それは誰だ~。」なんて言われて、(ホントは知ってるんですけどね)

「ビクッツ!」、叱られる!

しかし、その後に出た言葉は、

「まだ脳が育っていない、からなんだよ。
だから、今は、こんな状態でも、仕方ないんだ。
だけど、男子たち、しっかりかまって、仲間にしてやってくれよ。
努力してできることとできないことがあるんだよ。
でも、今は直している途中で、元気学園でこうしてやっていくうちにできるようになるから、それまでしっかり、お姫様抱っこでもなんでも(o^∇^o)、大いに助けて、待ってあげてくれよ~。」

という話が続きました。

能力を見極めて何をさせていくか

子どもの成長のスピードは人それぞれ。
このケースのように、努力してもできないことは、まわりが助けてあげて、いつかできるように方向づけていくことが教育
逆に、努力したらできるのに、その努力をさせないというのではなく、「できることはさせる」というのも教育。

難しいのが、能力を見極めて、何をさせていくかということ。
そして、力が付く間、教えてくれる人や一緒にいてくれる仲間をふくめた環境です。


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