子どもの言葉に負けないお母さんの愛、防衛大学卒業
昨日の防衛大学の卒業式、その足で、元気学園まで父母、本人が挨拶にきてくれました。
「卒業しました。」との報告。
「元気学園が原点だから、きました。今日の日を迎えられて、先生方に感謝です。」
父も、母も満面の笑み。
体つきは、ますますしっかりして、胸が厚いこと。そして、そこにバッチが光ります。
成績優秀で、幹部候補だそうです。
最初は、本人が動かなくて、何度も何度もお母さんだけが通ってきました。
先生たちの話を聞いて、「ここなら大丈夫。きっと。」と思い、みんなの顔を見ると、「いつかわが子もこうなれる。」という希望を家にもちかえり、お母さんが、子どもを動かすために頑張ったのが今日につながりました。
元気学園は、キャンピングカーで迎えに行ったり、旅行を企画したりして、お母さんの気持ちにこたえました。すると、ようやく動き出しました。
動き出してからは、実力をつけるのみ。
それからの道のりは、体力をつけて、遅れていた勉強をとりもどし、コミュニケーション・・・と元気学園の教育を十分にうけて、大学進学。
大学に合格した時もうれしかったけど、こうして卒業して社会人になる、また、卒業生が日本を守ってくれると思うとさらに嬉しいです。
不登校問題は、子どもの気持ちを聞きすぎて、直るチャンスを失ってしまっている人がとても多いのが、いま日本の問題です。
不登校はイヤとの戦い。
楽とは逆の方向に向かわせようとした時、どうする?って聞いたら、ついイヤって言ってしまうのです。
しかしそこで、子どもの、言葉に振り回されないというのは、大切なこと。
今はイヤでも、「いつか良かったと思える日がくる」と、先を見通せれば、きっと新たな道が開けます。
お母さんの愛を、今感じている息子が今ここにいるのですから。
不登校で閉塞感を感じていた苦しい時期を乗り越えました。これからは、同じような立場にある人の気持ちをわかり、わかるだけではなくどうすればそこを突破できるかその術を教え導ける人になってくれることを期待しています

![]() 体力があるとストレスを感じにくくなる |
![]() 不登校の姿勢が悪いのは漏斗胸や骨格変形があるかも |