一人っ子の特徴 - part2

一人っ子の特徴として、理不尽に弱いということを、一人っ子の特徴part1に書きました。
それに加えて、一人っ子の特徴はというと、自分が良いと思うことを相手に何かしたら、「ありがとう」といった言葉や誠意があってしかるべきという傾向があるように思います。
一人っ子は、子どもだけど、お付き合いの方法は、大人のようです。

これって、大人では当たり前ですが、子ども同士って、ありがとうって言い忘れたり、別に大してありがたく思わないことは、ありがとうなんて言わなかったりします。
それは、うわべの付き合いではなく、子ども同士の本音の付き合い。
人とうまくいかないという一人っ子は、どうも、それが苦手かな。

だから、そういう子も、気配りがある大人とならうまくいきます。

しかし、いつか、大人になり、子どもではなくなります。
そして、次におこるのは、大人同士になると、気遣いはなくなり、子ども同士の時のように、相手が、重要なことは、本音で、自分をさらけだしてきます。すると、表面的な付き合いでは問題なかったことが、深く付き合うようになると自然と人間関係に悩むということがおこってしまいます。

それを回避するには、細かなことが気にならないような年齢のうちに、人との距離感をとる練習が必要です。

元気学園では、寮生活の中には、そんな練習をする場面がたくさんでてきます。
人付き合いは、他人の気持ちと自分のわがままとの陣取りゲームのようなもの。
互いに不満とならないような付き合いができるようになってもらいたいです。

一人っ子と不登校の関係については、不登校Q&Aコーナーをどうぞ:
>> 一人っ子は不登校になりやすいのか?

>> 一人っ子の特徴part1はこちら


前
商家の家訓から、家が続くことと不登校問題について
次
不登校をしている時のお母さんその真面目さが!