TOP > 不登校に向かい合う > 高校生の不登校(24) > 不登校をしているときのお母さん、その真面目さが怖いんです

不登校をしているときのお母さん、その真面目さが怖いんです

不登校の子供をもつお母さん、真面目で一生懸命なお母さんは、精神的に参ってしまいます。
思い詰めたお母さんは、怖い!

「私の悪いところがあったら、言って!!!なおすから」

「・・・・いやぁ、悪いのは自分だと思うよ。
そそっそれより、その、迫ってくる感じ・・・・それが怖い。」

子供はというと、自分の部屋で誰も来ないと分かっているときには、のほほ~んとしているものです。
しかし、夜中に、部屋に向かってくる足音が聞こえると・・・・・
「ギャー、やられる!」
って思ってしまったことが、

「・・・実は、あります。」という子もいるほどです。

真面目なお母さんが追いつめられるとこうなっていきます(お母さんの応援歌で書いた、フーリガン化するのとは形が変わった愛情の表現だと思います)。

解決方法は、簡単です。
子供の問題が解決すれば、お母さんの不安は、一気に解消します。
お母さんを治そうとしても、あまり効果はありません。
気にしない方がいいという、子供の問題から気分をそらすようなアドバイスしかできないからです。
実際のところ、子供が元気学園にきて、健康で年齢相応の努力をし始めると、お母さんは急速に落ち着き、出会うたびに元気になっていき、愛情あふれたお母さんにもどります。
元気学園では、不登校は、こどもが何に対して、イヤと拒絶しているかを明らかにして、できないことや苦手なことを教育によって身に着けさせるというのが、解決には一番の近道だと考えています。


前
時間が守れない悩み(スタートに出遅れない)
次
不登校の4月:新高校1年生編