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人と助け合って達成する成功体験を

寮生活や食事作り、日々の活動の中で、協力し合ってうまくやっている子どもたちは、とてもハツラツとしてきます。

助け合って何かを達成するという経験は、子どもたちにとって不登校をしていた頃は、一番の苦手だったようですが、たくさん経験をつんでいくうちに、必ず上手くできるようになれます。

失敗しても、途中であきらめずに、ギブアンドテイクの関係がつくれるようになるまで、何度も何度も機会を与え続ければ、いつかはできるようになるので、その間あきらめないことが肝心ですね。
失敗すると、すぐにあきらめてしまって、「やっぱり何をしてもだめだ」という考えに陥るのを防ぐには、成功体験が得られるまで経験させること。
元気学園は、寮生活なので、人と協力するような経験が豊富にできるところが良いところです(^-^)。

どの父母も、人と協力し合う経験をたくさんさせたいと希望していると思うのですが、人と馴染みにくい性質の子ども程、なかなか、その体験をさせる場所がないのですよね。
何かをなすときに、「人って大切!必要だよ!」と感じるようになれば、自分も、必要とされるに値するよう頑張り始めるので、そこには張り合いと笑顔がうまれてきます。

和気あいあいと、夕食作り。
何かのきっかけで、トークに花が咲き盛り上がって、「来客中だよシーッツ」なんてことも(^^;)。


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