成長の鍵 不登校と臨界期その3 脳の発達
脳の発達についても、臨界期があります。
例えば、学力の習得において、経験的には、10代半ば過ぎくらいまでなら勉強が頭に入りやすいけれど、それ以上の年齢になると、なかなかものが覚えられません。
隣で勉強を教えていて、かわいそうなくらい、覚えられない・・・・(-_-;)
覚えられない原因は、その年齢までに脳を使う訓練をしていないからではないかと考えます。
新しい事を知ったり、見たり、聞いたり、覚えたり、それを使って何かをするという訓練を、体がダイナミックにかわる、小学校5年生くらいから、17歳くらいまでの間、臨界期が終わるまでの期間に、脳をトレーニングする必要があるのではないかと思っています。
それは、学校でなくてもいいから、とにかく、「学ぶ」こと、それに、「トレーニング」することが重要です。
一昔前で考えてみると、学校に行かない人はたくさんいました。
しかし、学校で授業は受けなくとも、生きるために体と知恵を最大限に働かせて、頭を常に使って工夫をして生きてい生きていました。
今の子供たちは、テレビにゲームに漫画、メールと受動的なことで時間を過ごしてしまっています。
だから、家に引きこもっていると、知識を得たり、思考したりする事が極端に少なく、大切な時を逃してしまうのです。
せっかく、人間として生まれてきて、皆に平等に与えられた頭の良くなるチャンス。
時機を逃さずに、学んでもらいたいです。

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