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男の子編 進学校は勉強のスピードも速く

この指とまれ


1. どのくらいからおかしいと思ったのか

中学1年生の3学期


2. 不登校になってまずどうしたか

まずはいったん休むことを勧めました。


3. 不登校中一番困ったこと

我が家の場合はいったん不登校になったあと、再度学校に登校し再度中学3年になって不登校になりました。2度の挫折を味わった分、本人の落胆も大きかったのだと思います。どんどん不規則な生活になりゲームやテレビ三昧の生活は息子の性格も変えてしまいました。食事も不定期にしか食べなかったのでどんどんやせ細り、いつ体調を壊してもおかしくなかった状態でした。親子の衝突も増え家族が崩壊するところだったと思います。


4. 不登校の原因

中学1年生の3学期にインフルエンザ、マイコプラズマ肺炎と立て続けに学校を休むことになり、進学校では勉強のスピードも早くつらくなったことはきっかけだったかもしれません。体力もなく、精神面も幼かったこともあると思います。

あと母親である私のサポート力がなかったことは大きいと思っております。


5. 元気学園をどうやって知ったのか、連れてこようと思った理由

主人が「不登校になったら最初に読む本」を購入してきてくれたことがきっかけで、ブログを読み始めました。

元気学園に連れてこようと考えた一番の理由は同じ悩みを持っている子達と一緒にいれることで一からのスタートを切れると考えました。


6. どうやって連れていけたのか

息子の祖母のところに預け、人間らしい生活をすることで息子も考えだすことができました。


7. 元気学園にきて親としてよかったこと

最初の頃は会うたびに顔色がよくなり、肉体的にもしっかりしていく姿を見ることが出来ました。半年を過ぎたころから目標を持つようになり、顔つきがしっかりしました。現在1年ほど経ちましたが他人を思う心にあふれた人間に成長し、息子は目標にむかってすすめるだけの体力を備え、自ら勉強にも意欲的に取り組むようになっております。ここまで成長させていただけたのも、すべて元気学園の先生方の愛情に触れることができたこと、全寮制という目の行き届いた生活を送れたことのおかげだと思います。

もしここにきていなかったらという仮定は想像するのも恐ろしいことです。


8. 今悩んでいる方へのアドバイス

親としてできることをすべてしようとしていろいろなことをしましたが、結局息子のことを動かすことが出来ず限界を感じておりました。

不登校の生徒を数多く面倒見てこられた先生にアドバイスを頂くことは、親にとっては耳が痛いことも多かったですが自分自身を見直すこともできました。

子どもだけ変わるだけでは意味がない、親も一緒に変わっていかなければならないと今は思っております。

不登校の間は暗闇の中にいる様な気持ちでしたが、元気学園は息子に光をあててくれたそんな存在であり心より感謝しております。



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