保健室登校や行ったりいかなかったりは不登校の前兆ではない
保健室登校・・・問題の先送りしていませんか?
遅刻や、保健室登校、休み休みでも学校に行くというのは、不登校の前兆と考えられがちですが、完全に不登校とイコールです。
経験から言うと、全く学校に行かない状態より、長引くことになります。
それは、子ども自身の一貫性がなく、その日の気分(気持ち)が何より優先されるという問題。
そして、さらに拍車をかけて長引かせる原因が、親子関係にあります。
親のほうは、「とりあえず行って欲しい、行かないなら・・・・(ただじゃおかないぞ!)」
子どものほうは、「学校はイヤだけど、とりあえず、親が許す範囲で最低限のことだけはしておかないと・・・(こわいこわい)。」
このように、親子で綱引きのようなことをしていて、相手の出方次第で、少しは変えるけれど、根本的なところでは、全く変わらない。
学校との関係、それも同じように、綱引きではありませんか?
実際に、目を向けてほしいのは、子どもがその時間何をしているか。同級生は勉強や運動、自分を高める努力をしています。
こんなことをして、時間だけ経っていくのです。
問題の先送りを、親子でしているのです。
時間を無駄使いしてはいけない。
根本的な子どもの原因、学びについて、人付き合いについて、健康について、時間を無駄遣いせずに、もっと・もっと親子が、根本に戻って、真剣に取り組めば、不登校問題は、早く解決するのにと思う毎日です。
子どもとのその状態に見切りをつけるのは、子どもではなく、「親」です。
子どもから何かアクションがあるだろうと思いたい気持ちはわかりますが、それはまるで桃太郎症候群の状態。待っていると、時間だけ過ぎて、核になっている原因だけでなく(不登校になったら最初に読む本の中では第一の「イヤの壁」と表現しているものです)、年齢が増して起こる問題が雪だるま式に増えていきます(これが第三のイヤの壁ですね)。
見方を変えれば、親が、大人の知恵で早めに見切りをつけ、子どもを助けることができるということでもあります。
元気学園との出会いで、親子の悩みに解決のきっかけがうまれ幸せにつながるような、良い出会いができればと思います。
今日も快晴。外で縄跳びをしたら、気持ちがよかったです。写真は、日本平キャンパスからの富士山。こんなにきれいでした。

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