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進学校に入れたのに不登校になって・・・

戸惑いの日々からの再出発

 

私が不登校になったのは高2の秋でした。

それまで、小学校も中学校も普通に毎日通っていました。周りで不登校の人もいましたが、

「どうして学校に来ないんだろう?」と不思議に思っていたくらいです。

高校は、毎日通ってはいたものの、だんだんと学校生活についていけなくなりました。

遅れ始めると追いつくのが大変で、「もうだめだ」と全てを投げ出したのが高2の秋です。

家族との仲はわたしが高校生になってから最悪でした。

 

なぜ学校へ行けないのか、自分でもわからず、苦しかった

 

勉強や部活がおろそかになるにつれ、日常生活もルーズになってしまったからです。

特に母とは顔をあわせる度にけんかをしていました。

今まで出来ていたことがどうしてできないのか、よく責められました。

「わたしだってわからないのに!」「できればやってるのに!」

その時はなぜ学校へ行けないのか、自分でもわからず、苦しかったです。

とにかく留年しないように、単位を落とさないように、通おうとしていましたが、制服に着替えて、いざ玄関に立つと、外へ出られないのです。

母と、「行け、行かない」と引っ張り合いもしました。

結局、退学になりました。

 

何もできず、ただ時間がすぎるばかり

 

ずっと憧れていた学校で、地域では一番の進学校です。合格して万々歳で、周りのみんなが喜んでくれていました。

そこを退学になったことを受け入れられず、ずっとしがみついていました。

知り合いや親せきに恥ずかしくて会いづらくなり、家に引きこもりはじめました。

家族も、わたしをどう扱ってよいのかわからないようでした。

罪悪感でいっぱいで、「こうしている間にもみんなは・・・」と思うと焦るけれど、何も手につかず、ただ時間が過ぎるだけでした。

 

弟も不登校に・・・

 

「しばらく休めばよくなる」と言われたり、カウンセリングを受けたり、心療内科で薬をもらったり、漢方を飲んでみたりしましたが、なにも解決しませんでした。

そのうちに、中学1年生だった弟も不登校になりました。

本当に自分勝手な考えですが、弟も不登校だなんて嫌でした。

家でずっと一緒にいるのに一言も口をききませんでした。他人のように感じていました。仲良しの兄弟だったけれど、大嫌いでした。

 

やっと信頼できる大人に会えた

 

家族に申し訳ないという気持ちで、「私さえ生まれてこなければ」と思い、何回も、毎日のように、死にたいと考えていました。

1年間何もせず時間がたち、それでもなんとか大学に行かなきゃ・・・と考えていたころ、母から元気学園のことを聞きました。

来るまで不安だったし、すっごく緊張したけれど、ここで出会った先生は今まで会ったことのない大人でした。やっと、信頼できる大人に出会えたと思いました。

 

「私の弟、私の家族」と思えるように・・・

 

入学して、まず、身体の調子がよくなりました。

頭痛や生理不順、寝つきが悪くて悩んでいましたが、それもなくなりました。

わたしが元気になって、笑うようになると、家族もとてもうれしそうでした。

弟は、わたしが入学して1年後に入学しました。今まで、険悪な雰囲気で、何年もまともに口をきいていなかったので、初めはこわかったです。複雑な思いがしました。

でも、今では、昔のように「私の弟、私の家族」と思えるようになりました。

 

わたしも、もっと早くに元気学園に出会いたかった

 

日に日に変わっていく弟の姿を見て、うれしい気持ちと同時に、「うらやましい、いいなあ」という気持ちになります。

わたしも、もっと早くに元気学園に出会いたかったです。

年齢が上になってくると、どうしても変えることが難しい部分があります。

先生に指摘され、「自分のこういうところがいけないんだ」「こうすればうまくいくのに」とわかっていても、実行することがなかなかできません。

 

最初の一歩さえ踏み出すことができれば、きっと笑える日がきます。わたしがそうでした。

 

今年から、わたしは大学という次のステップへ進みます。

自分の弱い部分を知ったからこそ、守られてきた学園を出て、社会と合流することが不安に思うこともあります。

本当は、もう少し時間をかけてなおしたい、力をつけたい、と思います。

「時間が足りない!」と思うのです。

だからこそ、今、家でくすぶっているみんなには、早く、「良い出会い」をしてほしいです。

今、1人じゃどうしようもない事も、出会い1つで、明日にでも変わること、いっぱいあります!

最初の一歩さえ踏み出すことができれば、きっと笑える日がきます。わたしがそうでした。

 

わたしは不登校で道からはずれてしまっていたけれど、学園へきて、良い方向へ向かせてもらいました。

これからは、自分の力で前進していけるように頑張りたいです。

 

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家から出ない、学校に行けないのは心のせいだけじゃない!

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著者:元気学園校長小林高子

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