学校出席扱いについて
中学校の不登校 学校出席扱いについて
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小学校・中学校の義務教育期間にフリースクール元気学園で指導した不登校の生徒は、今までのところ、全員、学校出席扱いになっています |
公立中学校の不登校への対応
出席扱いは、公立の場合、各校の校長先生と教育委員会が決めることなので、元気学園に来ると自動的に出席になるわけではありません。
しかし、ここでの生徒達の様子は、毎月学校に知らせています。
出席状況や模試の結果、漢字検定や英語検定、そろばん、硬筆などの検定試験の結果、技術家庭で作ったものを、毎月送付しています。
元気学園では、中学生は全員模擬試験を受けていますので、その結果を共有することで、進学する際の資料となっています。
高校進学の際には、学校から頼まれて、元気学園が成績表を書く場合もあります。
子どもたちの将来の道が開けるよう、学校と協力して、育てていきたいという姿勢です。
学校に復帰するための、受け入れ段階にも、フリースクール元気学園からのアドバイスをもとに、子供達の扱い方や対応方法などを先生方が学び、スムーズに学校に戻っていけるようにしてくれている学校が多いのが最近の現状です。
私立中学校の不登校への対応
過去に元気学園に在籍した生徒の所属する私立校の場合、公立より、さらに柔軟で、協力的です。
元気学園には、中高一貫校の在校生も多いですが、中高一貫校では、今までの例では、子供たちの成長を待ち、元気学園に居る期間の長短より、学校復帰後、しっかりと学校生活ができるような状態であるかどうかを重要視しているようです。来校されたり、電話でお話しする時の様子より、毎日通ってこれる、勉強についていけるようになってから学校復帰してほしい、との希望を持つ学校が多いように思います。
私立中学の校長先生や教頭先生からの紹介でフリースクール元気学園に来る生徒もいますし、各学校で困っていることの相談も多数あります。
不登校の高校進学について
元気学園では、子供の状態や将来の希望に合わせて、毎日のカリキュラムの中で学習時間を確保しており、また、模擬試験や検定試験を子供たちの能力を伸ばしたり、今の状態を知るために、出来る限り実施しています。
地元の高校に進学したい場合、不登校の生徒の場合、あまり中学校にいっていないので、状態が分からない為、進学の資料が作れないことがよくあります。そこで、学校によっては、元気学園で作成した成績表や各種試験の結果を進路先に添付しているところもあります。ただし、これも、教育委員会や学校長が決めることですので、一律ではありませんが、学園で実力をつけたことを正しく評価して、子供たちの将来の道が開かれる事は、とても嬉しいことです。
高校の出席扱いについて
高等学校でのフリースクールの出席扱い制度ですが、出席扱いを認めてもすべての単位を認めるわけではなく、細かな制限がありますので、各学校の判断で違ってくるようです。元気学園の生徒たちの多くは、高卒認定試験で大学受験に備えています。
学校や教育委員会からの訪問
私立海城中学、熊本市立中学、静岡県教育委員会、明治学院中学、横須賀市立中学、桜蔭中学校、牧の原市教育委員会、静岡市教育委員会、愛知県豊橋市教育委員会、犬山市立中学校、川崎市立中学校、静岡県立高等学校教頭およびカウンセラー、静岡双葉中学教、静岡県東部教育委員会研修、静岡県教育委員会委員長、静岡県教育次長、富士市立中学校、福岡県内公立小学校教頭会研修、東京都内区立小学校教員研修、静岡市「心の相談室」教員の研修、東京都私立玉川学園小学校、掛川市立中学校、藤枝市教育委員会。
そのほか、生徒達の所属する学校の学校長や教育委員会からの多数訪問あり。
静岡鉄道は、元気学園の生徒が教室に通学するための学割を発行可能。

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