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世界遺産 故宮

世界遺産:故宮博物院(紫禁城)
昨日、外から、景山公園の山の上から見た、紫禁城内部に、入っていきます。
何せ、広い・・・ってのは、分かっています。
その内部に入ってみると、

やっぱり、広い

門が大理石の台の上に置かれているのですが、そのおかげで、見渡しやすいのですが、どうであっても、広大です。屋根瓦は黄色で、皇帝の色です。

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この紫禁城は、明の時代につくられ、その後、清王朝もそのまま使っていました。
南側は、政務用に、北側は、清王朝の住居となっています。
入ってすぐが、南側。臣下が一堂に会して、皇帝に礼をつくせるような場所です。こんなに広い場所、ここに、人が並んだ儀式を想像すると・・・・。
ああ、ラストエンペラーの世界です。映画は、すべて、この紫禁城で撮影されたそうでして、撮影で使った溥儀の椅子というのも、見てきました。

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その椅子を見るのに、中国人を押しのけてフンガ〜(^^;)
負けないぞーーーー。長らく静岡に住んでいますが、やっぱりオリジナルは関西人。こういう時に、地が出ます(ああ、こまった)。スキンシップに強い数名と、ここ空いたよ、ほらほらその人抑えて来て〜。ハイ、せんせー、ここどうぞ!と、協力して場所取りをします。
でも、私たちだけじゃなくて、中国人もこんな感じなので、完全同化です。
実家が岩手だという親子は、「北京ってうちと同じくらいの緯度なんですよ。この気候、にています。それにこの人たちの顔ぶれ。小さい頃の近所のおじちゃんおばちゃんそっくり!!」
さらに、せんせー、田舎の未だにダサい体操服とそっくりです!!
ノスタルジックな感慨にふけりつつも、ズンズン押しのけていくのでした。
門と門の間には、休憩所があります。
これは、皇帝が途中で休むためのものだそうです。400メートル歩くのが疲れるそうでして・・・、そういえば、エジプトの修学旅行では、ラムセス王は王の強さを見せるために、観衆の前で、広場を走ったということでした。うちの子たちも真似して、暑い砂漠を走って汗だくになっていました。
時代と国が違えば、王も虚弱になっちゃうんだなぁ〜。
南の執務室から、北の住居部分に入っていくと、看板に何やらアラビア文字のようなものが書いてあります。これは、満州族の文字だそうです。
清は、満州族で、蛮族が95%の漢民族を治めたというのは、不思議なこと。支配と統治にその鍵があるのでしょう。

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紫禁城の中には、科挙試験をする場所もありました。そして、中心の門は、科挙の1番合格者のみ通れるそうです。
1番から3番は中央の役人になり、4番から10番は地方の役人だそうです。
トップの人は、年頃の皇帝の娘と結婚できるそうですから、大出世。
家柄を問われず、頭さえ良ければ、出世できるのですから、夢のまた夢です。
日本も中国に習って、科挙の制度のある国。だから、学歴社会をつくりやすい土壌があるのです。

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乾隆帝の書いたという大きな額は、正大公明の文字。
この額の後ろのツボに、跡継ぎの名前を書いた紙を入れておいたそうです。
跡継ぎが誰かは、国を揺るがす大問題です。誰につくかで、一族の存亡がかかっていますから、みんな必死。早く決めると、命が狙われる。だから、軽々と口にできることではありません。皇帝のみ知る秘密。跡継ぎを書いた紙は、二つあります。一つは皇帝が持っていて、一つはこのツボに。
元気学園の取り組んでいる不登校の問題も、この跡継ぎ問題とつながっています。
親から子に世代交代するのは、富を受け渡すことであり、それは、お金などの財産だけでなく、教育であり知識であり、その家の文化も含まれています。
不登校になって、どう対応するか。これ自体が家の文化です。
「失敗から何を学ぶか」、常に歴史が教えてくれます。
不登校や引きこもりだけでなく、うちには、自営業の社長からの相談が多く、息子に今あるものをどう受け渡し、それを維持していくかについてアドバイスをしています。どの時代も、難しい問題です。病院の跡継ぎ問題も、その資格をもたせるためには何が必要か、それに相応するものを得るためには、どんな方針で導いていくか、その子とその家庭に合った方法で、実行できるもの。子どもの教育には、母親の力(考え方や世の中への向き合い方)の影響が大きいです。
賢帝と名高い乾隆帝であっても、自分亡き後の清国について、悩みはつきなかったでしょう。公明正大という文字の中に、そのあるべき姿が表れています。

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最後の部屋は、西大后のお部屋です。寝室をのぞき込むと、ベッドのみで、シンプルなものです。
私たち、現代人の部屋の方が、ずっと煩悩に満ちているような気がします。
動物が好きだった西太后が、北京動物園をつくったそうですが、もつものともたざるもの、
何をもつか、何をもたないのか。
今、日本は断捨離といって、捨てるマニュアル本がたくさん売られています。
たくさんもっているのに豊かだと思えない。
持っているものを大切にしないのに、捨てるのは惜しい。
この寝室から、寝るときに、豪華ってないのだなと思いました。
きっと、西太后は、国を憂い、他国からの侵略に怯え、画策と疑念に翻弄され、眠れぬ時間を過ごしていたことでしょう。
すでにこの地点で、万歩計は12000歩です。疲れて、ぐっすり眠れちゃう私たちは、幸せなんだなぁ〜〜。
ちなみに、その日終わった時の万歩計は23789歩でした。ああ、よく歩いた。世界遺産で出した、私の歴史的記録です。


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