TOP > 活動の記録 > 活動の記録[奈良への修学旅行 2015]

奈良への修学旅行 2015


奈良へ修学旅行に行ってきました。
主要メンバーは、「修学旅行で奈良に行ったよね」と言いたい中学3年生と高1メンバー。大人になった時に、不登校していたから、修学旅行の京都奈良には行っていないんだ・・・と、残念な思いを残したくないですからね。
みんなが学校で経験していることは、元気学園でも一通りできるようになっています。
前回の京都修学旅行の続きとしての奈良への修学旅行。
先生は、大学の史学の先生や、歴史研究家の先生も顔負け・・・と言うほどの知識の広さ。
どんどん、どんどん、どんどん話が深くなっていく〜。
そのおかげで、とっても歴史に詳しくなっていく生徒たちです。
楽しい経験をいっぱい積み重ねて、新しいお友達もみんなも元気になろう。

IMG_0910.png
朝起きると太陽ギラギラ。静岡でこんなに暑いんだから、奈良は盆地でしょ?
ということで、帽子持った?日焼け止めクリームは?
水筒も忘れないでね?などなど
とっても気を付けて準備して。
どのくらい暑いんだろう?とお天気チェック。
すると、何と雨、明日も雨。
現地の天気をWeb情報で見てみると、もう雨降っていますよー。
今度は、長い傘持った?カッパ入れた?
いよいよ、出発、オー。

味噌カツ.png
みんなお出かけ大好き、にっこにこ。
バスに乗って、4時間かけて奈良に行きます。
途中御在所SAでお昼ごはん。味噌カツ丼、うまっ!!
特大サイズも、すっぽりお腹に収まります。
だんだん雲が広がってきたー。
そして、奈良に入るころには本降りになっていました。

IMG_0933.jpg
まず、最初に訪れたのは唐招提寺。
井上靖の小説『天平の甍』で広く知られるようになった鑑真和上が晩年過ごした寺。
鑑真和上は、日本で初めて本当の仏教の戒律を教えてくれました。
戒壇、目を閉じた形の鑑真和上像(肖像彫刻としては異例とか)を見て、
仏法のために生命を惜しまない鑑真和上にきっと何かを感じたことでしょう。

IMG_0934.png
次に向かったのは薬師寺。
この時、雨はどしゃ降り状態で金堂も霞むほど。
ずぶ濡れになりながらも、大講堂、金堂、色鮮やかな西塔見てきました。
金堂では、医薬兼備の仏様、薬師如来になんだかみんな手を合わせていました。
5時の鐘が鳴り、南門を出ると駐車場が閉じていて車が一台もいない。バスもいない。
「まずいっ、」
そしたら、バスが遠くから走ってくる。
「よかった〜ほっ」

IMG_0955.jpg
普通ならここで本日の行程は終了ですが、ここで終わらないのが元気学園。
次に向かったのは、卑弥呼の墓ともいわれている箸墓古墳(大市墓)。“卑弥呼さま〜〜”
知らなければ素通りしてしまうような、知る人ぞ知る森。
トトロでも住んでいるんじゃないの〜。

IMG_0965.png
そして今日の最後に行ったのが、日本最古の神社の一つ、大神神社(三輪明神)。
うわ〜鳥居が大っき〜い。
この神社、本殿を置かず、山(三輪山)そのものがご神体なんだって。へえ〜
「頭よくなりたいかー」
名前がいい、本当に頭よくなりそーということで、
雨が酷かったので、バスの中でパンパン手を合わせました。

IMG_0980.png
本日の予定はこれで終了。
夕飯は、みんなの大好物の餃子と明日香ラーメン(どこが明日香なんだろう?)。

IMG_1002.png
そして、今日お世話になる奈良日航ホテルに到着。
修学旅行でこんなホテルに泊まっていいの?豪華すぎる。(○_○)!!!
みんな興奮状態。
部屋割りをして、部屋のカードキーを渡す前に注意事項・・・
「オートロックだよ、知っているよね?、、、、、
大浴場は、部屋のバスタオルを持っていくんだよ、、、、」などなどなど
注意しても必ずやってくれちゃうだなぁ―――――。
「せんせー、大浴場にバスタオルないんですよ。」ドタドタ走る。
「せんせー、部屋に入れません。」ウロウロしている。
ふうーーーーーーー
だぁから、言ったじゃないの。。。。。( ̄〜 ̄;)
v

2015-10-01_233439.jpg
そして、夜
先生と夜のお散歩。夜のお買いもの。お菓子に果物にアイスに沢山買ってもらってロビーでパーティー。先生といっぱいお話をして、修学旅行の夜を満喫したのでした。

IMG_1016.png
朝7時、リッチな朝食バイキング。
みんなお目目パッチリ。びっくりするほどトレイに載せているじゃないですか。
た〜くさん食べて、チェックアウト。
わが校で「セント君そっくり!」と言われているセント君が、本物遷都君と記念撮影。
うん、似てる、似てる(笑)。
さあ、バスに乗って出発。
2日目の今日は、日本のはじまりの明日香村へ Let’s go!

IMG_1043.JPG
まず、蘇我馬子の墓と伝えられている石舞台古墳。
気が遠くなるほどの大きな石。30数個の岩の総重量2300トン、想像つかない。
どんな土木、運搬技術があったのだろう。
外から見ても、中からのぞいてもその雄大さに圧倒されるばかり。

IMG_1061.JPG
次は、天武・持統天皇を仲良く合葬した檜隈大内陵(ひのくまおおうちのみささぎ)。
また、雨が強くなってきた。
この陵墓は、被葬者を特定できる数少ないお墓なんだって。
壬申の乱で大友皇子を倒した大海人皇子(即位後天武天皇)とその皇后の持統天皇。
日本史で勉強したなー。
「私たち、すごい人たちのお墓にいるんですね」という中三女子。
ほんとにすごいよ

IMG_1078.JPG
そして今度は、欽明天皇が眠るとされる檜隈坂合陵(ひのくまさかあいのみささぎ)。
その反対側には、吉備姫王墓。
(欽明天皇の孫で、孝徳天皇と皇極(斉明)天皇の母、天智天皇・天武天皇の祖母にあたる)
その中に、猿石といわれるおかしな像がある。
どうも猿には見えない。とても不思議。
『千と千尋の神隠し』に出てくるのは、こんな感じ?
欽明陵の堀に沿って東にどんどん行くと、亀石がある。
この石はそもそも何の目的でできているの〜
「見たい人は行って来い。」
「見たいです。行ってきます。」
足が痛いと言っている生徒まで歩き出した。

IMG_1053.jpg
おっと、亀石まで遠い、遠い、遠い、
元気な子は帰り走ればいいけど、足の痛い生徒、「また帰り歩くんだよ〜、大丈夫?」
あまりの距離に「はーい、戻って!」の号令。
みんなはダッシュでバスに戻る。取り残された足の痛い生徒とスタッフ。
歩いても歩いてもバスにたどり着かない。猿石も見ていないのに〜
やっとバスが見えた、その瞬間、バスの扉が閉まる。動き出す。
「キャー、、やってしもうた。取り残された。」
実は、脇から車が出てきて避けただけ。ひえ〜 驚いた〜〜〜
無事、バスに乗り込みました。汗びっしょり。
「全員、乗車しました。」
「お願いしま〜す。」いつもより大きい声で言ってしまった。エヘ

IMG_1086.JPG
飛鳥寺に向かう途中、橘寺。
聖徳太子誕生の地で太子自身が創建されたお寺の前で記念撮影。
お札になるくらい有名になりたいねと思ったけど、誰一人聖徳太子のお札を知らないのであった。

IMG_1098.JPG
そうして、飛鳥を代表するお寺、飛鳥寺に到着。
ここは蘇我馬子が発願して創建された日本最古のお寺。
それが、驚くほどひっそり建っている。
「うわー 小さいね。」
中に入ると、さらに狭く、そこに飛鳥大仏さん。
飛鳥仏特有のお顔立ち、細長く、少しだけ傾いたお顔が、とてもお優しそう。
アルカイックスマイルというのでしょうか。
でも、誰かに似ている。

IMG_1120.JPG
そして、そこには蘇我の入鹿の首塚がありました。
入鹿の首が空を飛んだ〜?
現実は、とても恐ろしい。
歴史のお話、いっぱいいっぱい聞いたみんなですが、もうコップから溢れちゃってまーす。

IMG_1141.png
明日香村を出て、いよいよ斑鳩の地、法隆寺へ
法隆寺は、世界で一番古い木造建築。拝観料がめちゃくちゃ高い。
見どころが多いので、ボランティアの方に説明をお願いしたところ、
「2時間かかる。」
「1時間で」と、こちらが言うと、
「それは無理。」
「じゃあ、一時間半で」ということで、
何の交渉なんでしょう・・・・・?????
ボランティアのおじさん、
一生懸命メモを取る生徒に,ありったけの知識出す、出す、出す、
これじゃ2時間以上かかる!!!!
最後に、「こちらの生徒さん、何でこんなに礼儀正しいの?」
褒めていただきました。当たり前のことを当たり前にすると褒められるんです。うふ
昨年、静岡で見た法隆寺展もよかったけれど、やっぱり、あるべきところで見るお姿は格別です。目に焼き付けてきました。

IMG_1169.png
ふと時間を見ると、もう2時半、お昼ごはん、まだだった。
ボランティアのおじさんにお礼を言って、バスまで猛ダッシュ。
法隆寺の門の前の食堂で「きつねうどん」を注文していただいていたので、すぐ食べることができました。
し・あ・わ・せ〜
でも、本当はもっとボリュームのあるメニューにしたかったのに、店側が「きつねうどん!」
とご指名。客ではなく店側がオーダーを決める、何とも不思議なお店でした。
やる気があるのかないのか、ハテ。
潰れないのが摩訶不思議!!!!

IMG_1181.JPG
そして、今回の修学旅行最後は、東大寺。
16キロの道のり。うどんを食べてお腹が満たされてバスに乗ると、今度は寝る。
オーーーーーーイ、寝るな〜
運転をしてくださる先生に、何とも心遣いのない生徒たち。
ふうーーーーー

IMG_1173.png
そんなこんなしているうちに、45分ほどで東大寺に着きました。
東大寺は、混んでる〜
バスを降りると、いきなり鹿さんの大群がお出迎え。
「きゃあ、怖い〜」
「きゃあ、かわいい〜」
なでなでしている男子、嬉しそう。
しかーし、鹿の糞を踏んでさっそく、叱られてるーーー。
「ちゃんと下を見て歩きなさい。」
小学校1年生じゃないか。ちょっと調子に乗りすぎました。

IMG_1219.png
南大門をくぐり、中門を抜けると東大寺大仏殿がどーん。
めっちゃおおきい。
さすが、世界最大の木造建築といわれるだけある。
昔は、もっと大きかったというから、さらに驚き。
中に入ると、大仏の大きさと美しさに思わず息をのみます。
大仏殿の柱の穴くぐりを全員でして、
「入らないよー」体の使い方の差がでるんだよなー。
「抜けないよー」一生入ってなさーい。
おもしろかった。

P1070081.JPG
二月堂の舞台から眺める、奈良の市街。この時やっと雨が上がりました。
1泊2日の修学旅行はこれで終了です。お疲れ様でした。
今までの修学旅行とは全く違う歴史通ならではの元気学園限定、奈良の旅となりました。
これらの経験を生かして明日からもがんばるぞー
それにしても、今回のお出かけは、よく雨が降りました。
バスに乗ると小降り、見学場所に着くころになるとバシャバシャ降ってくる。
空で誰かが見ていて、そろそろバスが来るねって上からジョウロでじゃあ〜って降らしてる感じ。誰だぁぁぁーー


このサイトについて

元気学園の名前の由来:虚弱である、朝起きできない、低血圧、頭痛などの体調不良を訴える健康上の問題を抱えた子どもたちを元気で活発にすることから名付けられました。

サイトマップ

携帯サイトのご案内

フリースクール元気学園 携帯サイト
元気学園携帯サイト

ブログ不登校365日

元気学園ソーイング部

家から出ない、学校に行けないのは心のせいだけじゃない!

不登校の「本当」を知りたい人、解決のヒントが欲しい方どうぞ
著者:元気学園校長小林高子

元気先生の不登校相談室

元気先生の不登校引きこもりQ&A

今悩みを抱えているお母さんたちに、相談室を開催しています

ブログ 新着記事

[不登校365日24時間]
ほぼ毎日更新しています!

不登校や引きこもりいろんな悩みを抱えた子供たちとの生活。 フリースクール元気学園独自の教育について。 生徒の保護者の方々が、我が子の毎日の様子を知り、楽しんで下さっています。

更新情報
  • 信州・斑尾高原の旅
    信州・斑尾高原へ一泊二日旅行に行ってきました。
    いつも、一緒に寮生活しているみんなですが、リゾートホテルに泊まるのは、新鮮!楽しみ!ワクワク!
    水着持って、お小遣いもって、レッツゴー。
    もちろん、プールも温泉もゴルフも楽しみですが、それだけでは終わらないのが、元気学園の旅。必ずそこには、「学び」があります。ちょうど、真田幸村のことを大河ドラマでしているので、それに関連する学びの旅となりました。
    (2016年6月23日)
  • 梅狩りボランティア 2016
    「今年もよく来てくれました。ありがとうございます。どうぞ、よろしくお願いします。」から始まったボランティア活動。
    若者が、過疎地域をサポートするという、元気学園の「お助け隊チーム」が、活躍します。
    (2016年6月9日)
  • バス旅行、浜松城は出世城!
    浜松までバスでお出かけ。新入生は、過去を引きずってきます。不登校に至る過程での思い、ツラかった事、決して幸せではない過去を・・・。それらを、お出かけという気分転換で、吹き飛ばしていこう!!
    (2016年3月31日)
  • 卒業式2016
    答辞は会場中がすすり泣き。
    不登校をしていた頃。
    最初は、叱ったりおだてたりしていたお母さんが、だんだん、何も言わなくなってしまった・・その時間。
    自分なんか、消えてしまえばいい。
    「誰か助けて」と心の中で叫んでいた。
    …涙と感動の卒業式でした。
    (2016年3月23日)

元気学園のソーイング倶楽部ブログ

元気学園動画はこちら

掲載の記事・写真・図表など、すべての無断転載を禁止します。 copyright © 1995フリースクール 元気学園 All Right Reserved.