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日本平桜マラソン 2014


子どもたちの自信をはぐくむのは、成功体験。
しかも、つらいことを乗り越えられれば、少しの自信ではなく大きな自信になります!
走るって聞いただけで、「イヤ〜」と言っていた子どもたち。入学前には、元気学園のホームページをみて、「マラソンは、いやだなぁ〜」と思っていたそうです。
しかし!、みんなと一緒ならできるのです!

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ゆっくりでもいいから自分のペースで前に進むことを、体を使って本当に体験してみるのです。
もともとは、みな、体調不良があって、顔色悪く、動くだけでも辛いというような子どもたち。
毎日のコツコツした積み重ねってすごいですね。できるようになってしまうのですよ〜。
終わった後の父母会での生徒たちへのQ&Aも面白かったです。えっつ、お母さんに反対されるとあきらめる?!

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朝、出会って顔を見ると、「やったるぜ!」という顔つき。
「大丈夫?イヤで逃げ出したいんじゃないの?」と水をむけてみましたが、「ゼンゼン、というより楽しみ。」なんて返事が返ってきます。
でも、初めての子供たちは、緊張気味。そりゃそうですよね。今まで学校でも参加しないことが多かったのですから。
でも、逃げないのは、少しずつ距離を伸ばして、最初は歩けるようになり、次には走れるようになり、次には距離を伸ばしと、長い時間をかけて準備してきたから。
だから、「自分の力を試してみたい」という気持ち。

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エントリーのあと、ゼッケンを付けたり鉢巻をしたりしていると、父母が続々と集まってきます。
がんばってね〜と声をかけられて、「ウン」。中には、目が会ったらニコッとして、うちの子から寄ってくるなんて、ずいぶん気持ちが変わったんですね。顔つきが穏やかになったと喜んでいる父母もいました。

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さて、スタート地点には、黄色い鉢巻の集団が見えます。今年は、男子がやる気です。女子も前に前にでてきました。イイゾ、人を押しのけられる強さがついてきた(常に遠慮がちなので・・・(^^ゞ)!
バン!というピストルの音で、集団が動き始めます。
トラックを回って、おーーーーーーっ!先頭にいるのは、うちの生徒ではないですか!!
競技場から一等賞ででていきました。
父母から、「あの子は特別なトレーニングをしているの?」と質問の嵐。
この日のために、日曜日には、丸子川の北の方まで走っているそうです。何事も、日ごろの努力あってこそです。

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続けて、どんどん子どもたちが、競技場を出ていきます。お母さんたちと、大声で、応援。
しかし、お母さんったら、見逃しちゃった・・・・。背が伸びたり、痩せたり、太ったりと、体つきが変化しているので、思っているイメージと違うようです。だってね・・・10キロ以上痩せてスリムになっている女子が数名いますからね(きれいになっちゃってます〜)。

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沿道では、スタッフたちが待機。声をかけると、ニコッとしたり、手を振り返したり、中には、沿道の人にがんばってね〜と言われ、頑張ってますよ〜と、会話なんかしちゃってます。
こうして、応援してもらえると、嬉しいそうです。こういう日は、ヒーローであり、ヒロインです。
一人で走るのは難しいかな?、心細いのではないかな?と心配な生徒には、かならず誰か一緒に走ってくれて伴走。
こういう時に、頼るべき人がいるというのは心強いですね。

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終了後にでてきた話ですが、「一人で走ってたら完走できなかったかもしれない。○○さんが、一緒に走ってくれたおかげ。」嬉しくて感極まって泣いていました。
いろんな励ましがありますが、やっぱり、一緒に走ってあげて励ますというのは、究極の励ましですね。
不可能も可能にしてしまいます。

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競技場に戻ってくるまでに写真をとる場所を決めようとうろうろしていたら、もう先頭がやってきました。と思ったら、黄色い鉢巻が登場!!「がんばって〜!」の声援を受けてものすごい勢いで走り去ります。
すると、男子が、一人来て、また一人やってきました。すごいです!いつも以上にスピードを出しています。大声で名前を呼んで応援します。

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女子も次々と帰ってきてゴール。走り終わった子どもたちは、一緒に応援します。
おやっつ、順位遅くない?・・・・実は・・・・・、スタートとゴールを間違えてたんです!!
なんと、トラックの中で、半周ほど違いがあったのですが、それが、どうもよくわからなかったそうです。しかも一人ではなく数名ってのが・・・笑っちゃいますが・・・・まあ、頑張ったし、「でもそんなのかんけいねー!」って気分でしょうか(;^ω^)。

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完走賞をもらって帰ってきたみんなは、お父さんやお母さんと仲睦まじく会話しています。
こんなに走れたなんて嬉しい。こんなに元気になったなんて嬉しい。
涙がぽろぽろとでてしまうのが、お母さんです。
何かをやり遂げるなんて、人生初の成果!って子もいますから、自分を誇れます。
このマラソンの結果が学校に提出した時に最も評価が高いのです。
高校受験や大学受験の時にも、書けるのですよ。面接で聞かれたという子もいます。もちろん、自慢げに答えたそうです。

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みんな、よくがんばりました。参加者全員完走できました。
ほら、この写真の、やったぜ!という空気。
ものすごいパワーです。
特に、今日は気持ちがよかったらしく、「せんせー、もう一回走ってもいい。」「来年も必ずでたい」。やる気モード全開です。
一人ぼっちではできないことも、みんなと一緒ならできてしまう。
子どもに一つ、「最後までやり遂げました」と、だれからも評価される勲章を与えることができました。

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さて、終了後、親子が集まったところでの先生の質問。
(これには話の流れがあるのですが、途中は割愛させてもらいます。)
みんな、お母さんが結婚相手を反対したら、やめるのか、どっちだ〜?
反対されても突き進む人? 反対されたら止める人?
その手を見て、「ほーっ」。意外というわけではないけれど、「ああ、そうなんだね。」
父母も、うちの子どうかな?と気になります〜。
結構、親の反対に耳を傾けるっていうのが多いですね。へぇ〜、おもしろいなぁ。
最後は、このアンケートでどっと笑い、幕が閉じた日本平桜マラソンでした。


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