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最終日京都巡り


最終日は京都市内を再び巡ります。開門一番に飛び込んだのは、東山文化を代表する慈照寺銀閣。朝から響きわたる蝉時雨の中、銀閣の周りだけは涼しさを感じられるような落ち着いた雰囲気でした。本物の銀閣は予想していたよりも小さかったという声があちらこちらから聞こえたり。こういう、スケール感は、写真ではわからない、行ってみて初めて分かることです。

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ここでも一人ずつ写真を撮ったのですが、みんなまだどこか表情がかたい!そしてポーズもピースサインばかり…もっとのびのびとカメラの前で個性を出せるようになれると良いね、とカメラマンをしている先生から一言。写真を撮られるのはちょっと苦手なので身に沁みる・・・。

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さてさて、今日は帰るまでに寄らねばならないところがたくさんあります!超特急で次に向かうは千本釈迦堂です。今出川通を東から西へビューン。途中御所や同志社大学の横を通り過ぎます。朝は京都大学の横も通り過ぎました。京都は学生の街でもあります。この旅行メンバーの誰かも、将来京都の大学へ進むことになるかもしれません。

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千本釈迦堂へ行くと、まず目に飛び込むのはおたふく顔のおかめさん。おかめさんは、自身のアドバイスによって普請を成功させて、夫を出世させ、その手がらを全て譲り、出しゃばってうっかり口を滑らせたりしないよう自ら命を絶った忠誠心の人です。今でも多くの建設業者などが厚く信仰しています。屋根の瓦もよく見るとおかめさんですね…。

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そして、ここは応仁の乱の跡が今なお残る場所でもあります。実際ここで戦ったのか、それとも稽古していたのか、真相はわかりませんが、当時の刀傷や矢傷、槍傷などが本堂のあちらこちらに刻まれています。 傷をなぞったり、指を突っ込んでみたり、触れてみると乱世の人々の息遣いが聞こえてくるようです。決して草食系ではなさそうです・・・笑。

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千本釈迦堂から少し北上して鹿苑寺金閣へ。
鹿苑寺は慈照寺と比べても大きく、また、キンピカの建物が受けるのか、外国人の方々にも人気があります。 真夏の日差しの中に輝く金閣に、みんなもどこか興奮気味。こちらの庭園は、金閣の派手さに似合う開放的な明るさがあります。
ひとりずつ記念撮影をしていきます(ナイスショット!)。

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金閣を出るとバスは立命館大学を通り過ぎ西へ。龍安寺へやってきました。1450年に細川勝元が創建し、以来代々細川氏が保護してきた臨済宗妙心寺派のお寺です。緑の多いしっとりとした雰囲気の漂うこのお寺には、「虎の子渡し」と呼ばれる枯山水のお庭があります。
15この石が組み合わされて作られたこの庭は、どの角度から見ても必ず1つの石が隠れてしまうという不思議な構造になっています。ただし中の部屋のある一点からは15すべて見えるそうです。子どもたち、みな、一生懸命色々な場所から石の数を数えては、「15確認できた!」と嬉しそうにしていました。

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また、「吾唯足知(われ、ただ足るを知る)」という禅の境地を表した言葉もここで学ぶことが出来ました。常に何かが足りないと欲してばかりいるのではなく、自分に必要なものはすべて既に自分が持っているのだから、今に満足しなさいという意味だそうです。

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最終日のこの日も朝から太陽の照りつける真夏日だったのですが、龍安寺を出る際にすれ違ったおばちゃん2人組に「みんな、暑さで疲れてるわね〜。」と言われてしまいました(^_^;)。おばちゃんたちに負けるな!
そしてバスはさらに西へ、嵐山でお昼休憩と自由散策です。この修学旅行の締めと言っても良いこの自由散策で、みんなの行動力が試されます。無事時間を有効に使って、昼食、見学、買物が出来るのでしょうか!?

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スタッフやアシスタント、数名の生徒たちは、足利尊氏が後醍醐天皇の追善供養の為に建てた天龍寺の堂内を 見学。他の子たちもそれぞれみな渡月橋を渡ってみたり、無事に嵐山を散策できたようでした。

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そして嵐山を出れば最終目的地である二条城へ一直線。
二条城は徳川家康が1603年に居館として築いた城で、幕末期に徳川慶喜が大政奉還を行った場所として知られています。

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各部屋には狩野探幽らの手がけた大きな襖絵があり、欄間の透かし彫りも見事でした。全国の大名に徳川の権威を知らしめるだけの迫力が十分にあったと思います。

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鶯張りの廊下をきゅっきゅと鳴らしながら周ってその広さを体感したのですが、京の街の中にこれだけの広大な土地を持てる力を、時を超えて見せつけられたように感じました。

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京都駅で最後の買物を済ませ、帰りの新幹線に乗り込みます。炎天下の中歩き回った疲れと、満足感、そして、無事帰路につけた安心感からか、新幹線が走りだしてすぐにみんな眠ってしまったようでした。
今回の修学旅行、全員が、「楽しかった〜!!!」。一人ずつが撮ってきた写真を見ると、ウキウキ感がすごく出ています。一番楽しげなのがホテルでの部屋の様子ですが、・・・スゴスギテ公表できないのが残念です(^_^;)。

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修学旅行に行けてよかった〜。楽しかったし、いろんなものも見たし。「我、ただ足るを知る。」と、今に満足しなさいと教えてもらったし。
それに、大人になって、友達と修学旅行の会話になった時に、「行っていないから・・・」と、小声で言う必要がなくなりました。ちゃんと会話に、参加できます。
もちろん、個々に明らかになった課題もあります。お出かけという行事を通して、楽しみながら気付き、心がけて直していけると良いですね。


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