TOP > 活動の記録 > 活動の記録[二日目奈良の寺院巡り]

二日目奈良の寺院巡り


2日目。本日は奈良の寺院を巡ります。
バスに揺られて京都から約1時間、まずは東大寺です。
鹿たちのお出迎えに、女の子たちは「可愛い!」の連発。奈良公園にいる鹿は全て野生なんですよ〜。

2日目02.jpg
さて、鹿と共に歩を進めて南大門に差し掛かると、鎌倉期の有名な仏師、運慶・快慶の共作、金剛力士像が訪れる人々を見下ろしています。阿吽とは密教の世界で万物の始めから終わりまでを象徴しており、この阿吽の像は仏から信者まで全てを守ることを表しているのです。

2日目03.jpg
金剛力士像に挨拶をしてさらに奥へと進めば、世界最大の木造建築である大仏殿がそびえ立っています。近づく度に大きくなる堂宇にあちこちからおぉ〜、と歓声が上がります。
中へ入り、奈良の大仏さんこと盧舎那仏坐像を目の前にして、大きい!と驚きの声を上げる子どもたち。焼失、再建される前の大仏殿は今よりも大きかったというのですから、奈良時代、いかに聖武天皇の信心が深かったのか、またどれほど強大な権力を誇っていたのか、想像できます。

2日目04.png
大仏さまをぐるーっと見て、大仏さまの鼻の穴と同じ大きさの穴が開いた柱へやってきました。一部のメンバーがくぐってみたい!と挑戦。大人一人が通るのにやっとな大きさの穴を、よいしょよいしょとくぐって、出てきた所をぱしゃり。みな良い笑顔です。

2日目05.png
大仏殿を出て、更に奥へと進みます。奈良の古い寺院の境内は広く、中に街を作ってしまえそうなほどです。改装中の正倉院を通り過ぎて、二月堂へ。途中、道の脇を連なる塀の構造に注目。瓦を土の間々に挟むことによって強度を増しているのですね。今日の奈良も真夏日で暑い暑い…水分補給をしながら石段を登り、二月堂本堂へ上がります。有名な修二会の松明が通る正面の舞台からは、奈良の景色がよく見渡せます。

2日目06.png
東大寺を出て、次は興福寺国宝館を見学。興福寺は1200年以上の歴史を持っているだけあって、数多くの国宝を有しています。中でも阿修羅像の人気は大変高く、この像から仏像に興味を抱く人も多いそうです。この阿修羅像は手足がすらっと細長く、憂を帯びた表情の少年の姿で、たいへん美しく、引き込まれるような魅力があります。不自然に長い腕のアンバランスさが、より一層阿修羅像の繊細さを際立たせているような気がしました。旧山田寺仏頭も精悍な青年のお顔をしていて、白鳳彫刻の線の細いすらりとした美しさが見られる作品でした。展示されている国宝を一通り見学し終わったら、次へレッツゴー。

2日目07.png
法隆寺に、向かいます。奈良市ではなく生駒郡斑鳩町にある法隆寺へは少々時間がかかります。到着したらまずは昼食。お蕎麦と奈良名物である柿の葉寿司を頂きました。

2日目08.png
世界最古の木造建築である法隆寺。日本で最初に世界文化遺産に登録されました。南大門から奥は、二手に別れてガイドさんの説明を受けながら見学します(後組のガイドさんは静岡大学出身だそうで、不思議なご縁ですね)。まずは塔・金堂を中心とする西院伽藍へ。現存世界最古の五重塔は1300年の歴史を持っていますが、それは他の五重塔や三重塔のように落雷の被害にあわなかったからでもあります。各層に飾られている「叡尊」という護符は、雷除けのお守りだそうです。また、塔の上についている相輪には、鎌の飾りがついています。この鎌も一説には雷除けとされており、五行説の上で木の属性である雷よりも金属性である鎌の方が強いと考えられていたからだと言われています。

2日目09.jpg
また法隆寺では過去何度か修繕が行われ、元禄・宝永年間(17世紀末〜18世紀初頭)には、5代将軍徳川綱吉の母、桂昌院によって伽藍の修理が行われました。その証として新たに作られた灯篭の他、五重塔上部などに葵の紋が。小さくて見にくい紋を、みんな一生懸命目を凝らして見ては、「あ〜!ほんとだ!」と発見の歓声が上がります。

2日目10.png
エンタシスの柱の並ぶ回廊を通り、中門を見学したら、今度は大宝蔵院へ。
中へ入って少し歩くと、悪い夢をとりのぞいてくれるという夢違観音が出迎えてくれます。そしてその更に奥には、玉虫厨子が。昔は大量の玉虫の羽に覆われていたのですが、現存している羽はたったの一枚。ライトを照らせば青に緑に虹色に輝いて、在りし日の姿を今に伝えてくれています。
百済観音像は、白鳳彫刻らしく、長細い手足にすらーっとした体躯とお顔をしていらっしゃいました。国宝を一通り見たあと、休憩所で一休みして、東院の夢殿と伝法堂を見学。六角形の夢殿は、こぢんまりとして不思議な雰囲気をはなっています。子院の間を通り抜け、ガイドさんにご挨拶をして、法隆寺を後にします。

2日目11.png
斑鳩町を出て再び奈良市内に戻り、薬師寺へと向かいます。時間も押していたので少々急ぎ足です。午後4時頃薬師寺へ到着し、西日の差す中、まずは金堂で薬師三尊像を見学しました。先ほどの法隆寺にも薬師三尊像があったのでそちらと比較してみると、薬師寺の像の方がゆったりした雰囲気です。また、今にも動き出しそうな、生きているかのような艶のある仏像でした。ちなみに、薬師三尊とは、薬師如来と、その脇侍の日光菩薩・月光菩薩のことを言います。

2日目12.png
金堂を出て、大講堂へ。薬師寺の大講堂はとても大きく、目の前で写真をとってもこの通り。最盛期はいったい何人ほどの僧侶たちが、ここで高僧たちの討論を聞いて勉強していたのでしょうか。

2日目13.jpg
大講堂を抜けて展示室へ行くと、若いお坊さんが説明をしてくださることに。大講堂に安置されている国宝の仏足石のレプリカを見ながら、お釈迦さまの身長のお話。仏足石とは仏の足跡が刻まれた石のことで、仏像がまだなかった時代に祈りを捧げる対象とされていました。薬師寺の大講堂に安置されているものは、日本最古の仏足石です。この足跡、約50センチもあるのですが、その大きさから推測すると、お釈迦さまの身長は3〜4メートルほどあったことになります。大きい!いくら偉大な方であっても流石にその高さはないはず…。インドに伝わる教えなどによると、4.8メートルあったと伝わっているそうですが、実際は1.8〜1.9メートルほど、人より少し高めくらいだっただろうということです。


このサイトについて

元気学園の名前の由来:虚弱である、朝起きできない、低血圧、頭痛などの体調不良を訴える健康上の問題を抱えた子どもたちを元気で活発にすることから名付けられました。

サイトマップ

携帯サイトのご案内

フリースクール元気学園 携帯サイト
元気学園携帯サイト

ブログ不登校365日

元気学園ソーイング部

家から出ない、学校に行けないのは心のせいだけじゃない!

不登校の「本当」を知りたい人、解決のヒントが欲しい方どうぞ
著者:元気学園校長小林高子

元気先生の不登校相談室

元気先生の不登校引きこもりQ&A

今悩みを抱えているお母さんたちに、相談室を開催しています

ブログ 新着記事

[不登校365日24時間]
ほぼ毎日更新しています!

不登校や引きこもりいろんな悩みを抱えた子供たちとの生活。 フリースクール元気学園独自の教育について。 生徒の保護者の方々が、我が子の毎日の様子を知り、楽しんで下さっています。

更新情報
  • 母の日だから素直にありがとうを伝えたい
    母の日に送った葉書き。恥ずかしいけど、いい気分でもあって、こそばゆい。
    そして、母からのお返事のコメントを読むと、ニコニコしながら応援してくれている姿を感じられて、ほっと一安心。

    不登校でこじれた親子関係を再構築していっています。
    (2017年7月19日)
  • 家族と行く修学旅行、万里の長城
    家族と共に海外への修学旅行。
    万里の長城へ来てしまった!!
    山ほど世界遺産を見て、おいしい食べ物に舌鼓。
    可愛いパンダにも会ってきました! :-)
    (2017年7月6日)
  • 信州・斑尾高原の旅
    信州・斑尾高原へ一泊二日旅行に行ってきました。
    いつも、一緒に寮生活しているみんなですが、リゾートホテルに泊まるのは、新鮮!楽しみ!ワクワク!
    水着持って、お小遣いもって、レッツゴー。
    もちろん、プールも温泉もゴルフも楽しみですが、それだけでは終わらないのが、元気学園の旅。必ずそこには、「学び」があります。ちょうど、真田幸村のことを大河ドラマでしているので、それに関連する学びの旅となりました。
    (2016年6月23日)
  • 梅狩りボランティア 2016
    「今年もよく来てくれました。ありがとうございます。どうぞ、よろしくお願いします。」から始まったボランティア活動。
    若者が、過疎地域をサポートするという、元気学園の「お助け隊チーム」が、活躍します。
    (2016年6月9日)

元気学園のソーイング倶楽部ブログ

元気学園動画はこちら

掲載の記事・写真・図表など、すべての無断転載を禁止します。 copyright © 1995フリースクール 元気学園 All Right Reserved.