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七日目・社会見学

今日は、インドネシア大学の日本語学科の先生のところにお邪魔することになっています。インドネシア大学と言えば、インドネシアでは最難関、日本でいうと東京大学です。
生徒の曾おじいちゃんの書いた本を、インドネシア語に翻訳した先生のもとに、曾孫さんもつれて、ごあいさつに伺います。
車でバンドンからジャカルタに向かいますが、道路も車のサスペンションも悪いのの相乗効果で、びよーんと体が跳ねます。
大学で先生とお会いして、お話をして、途中に日本人の奥様もいらっしゃって、ご挨拶。
元気学園が取り組んでいる問題や、インドネシアの教育問題など、様々な話をすることができました。

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ジャカルタを出て、インドネシア在来歴の長い会社社長のお宅へ。ご自宅には、ちょうどいろんな企業の社長が集まっていて、「こんなところでお会いするとは・・・」。

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インドネシアの経済事情などなどの情報交換をしている間、私と生徒は、難しい話はよく分からないので、勧められるままに、マンゴスチンやジュルックバリとい うザボンのような大きなみかんを食べたり、トウモロコシを食べたり・・・(ハハハ)。

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いろんなホットな情報をやりとりして、次には、静岡の会社の工場もある巨大工場地帯へ。
そこに入ると、日本の会社の看板が、次々と見えてきます。この会社は、ここに8ヘクタールの土地を買ったらしい・・・こんな話をしながら、目的地へ。
日本の会社が、こんなところに大集合しているなんて。タイの洪水の時に、日本に居なくなった企業が、こんなところに!と思いましたが、次には、インドネシアです。本当に大集合です。
ピカピカの新社屋に足を踏み込むと、静岡で出会ったことがある、よく知った顔も何人か働いています。
新しいこの会社を盛り立てていこうという話やら、いろんな話をしているうちに、もう日が沈み始めました。

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元気学園は、社会につながっているフリースクールなので、子どもたちの進むべき方向を常に模索しています。将来、働いて、糧を得るために、社会が要としていることは何か?
それをフィードバックして、子どもたちの教育にいかしています。
不登校の子どもが、ただ、学校に復帰するだけ、学校に進学するだけでは、問題解決ではありません。学校は途中経過です。将来働けるようになることとパートナーを得ること。これが、何より重要です。
それが、長い間フリースクールをしてきた答えです。
バンドンへ入るとまたもや渋滞。今日のアシスト役のインドネシア人が役員をしている日本インドネシア友好協会のようなものの構成員の娘さんが、JKBのメンバーだそうです。そこで、そのコンサートに行ったという話を聞きました。つい口ずさむヘビーローテションの歌。耳に残ります。

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子どもたちの今日の予定は、自然学校とアジアアフリカミュージアムへの観光です。
まず、自然学校にでかけました。この学校、「窓際のトットちゃん」のトットちゃんが通っていたトキワ学園を参考にしてつくったそうです。
意外や、こんなところにも、日本のノウハウが生かされているとは!

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自然学校では、長いココナッツの葉を折って短剣をつくる方法を教えてもらいます。
なかなか、上手にできない・・・と隣を見たら、もう出来上がっている(^^ゞ!

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その後は、スンダの伝統的な遊びを教えてもらいます。
石を積み上げて、葉を折って作った玉でボーリングにしたり、盆の上に駒を載せて、それを止めずに落とさないようにして運んだり、草で作った鉄砲で、的にあてたり。

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二人一組になってしたこの遊びですが、「実は、メダル欲しさに本気になってしまいました・・・」と、男子二人優勝チームは白状していました。

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自閉症の子どもたちのプログラムもあって、先生と生徒の様子をそっと観察。
5歳の子どもたちと「何か遊びはありますか?」と聞かれたので、額を寄せ集めて相談。
「大きな栗の木の下で」を日本語で振りつきで教えることにしました。
こういう時には出番の、歌と踊りが得意なお兄さん。ちびっ子たちと、楽しく遊べました。
みんな、ニコニコとした顔をしています。
インドネシアに来て、日本と違うのは、若者が多く、老人が少ない事です。結婚も早めで、若い夫婦に、小さい子どもがいっぱいいて、お手伝いさんも10代。ホームスティー先に小さい子どもがいるところは、毎日遊んであげていたら、仲良しになれて、それも今回の旅の喜びの一つです。

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さて、自然学校の次には、アジアアフリカ会議ミュージアムへ。
ここでは、アジアアフリカ会議が開かれた場所が、ミュージアムとなっています。この会議は、ここバンドンで開催されたので、バンドン会議とも言われて有名です。高校の現代社会の教科書に載っていますね。アジアアフリカ会議は、植民地に反対し、民族自決を宣言したものです。説明にじっと耳を傾けたのですが・・・説明が英語かインドネシア語かのどちらかしかなかったので、「残念だけど、よくわからなかった。涙」と言っていました。
インドネシアに来てから、皆、「英語しゃべれるようになりたい!日本に帰ったら、もっと英語頑張らなくては!!。」との思いに駆られています。
この気持ち、日本に帰国しても、ずっと冷めやらずに持ち続けてくれることを、期待します!!

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歴史の転換となる場所に、いざ自分がいるというのは、どんな気分なのでしょうか。
今は、よくわからなくても、いつか、知識を得て、考察する力がついた時、また、人について考えた時に、ここでのことを思い出してくれたらと思います。

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第二次大戦後のアジアやアフリカが、植民地支配から放たれ、民族が独立して主権を握るということでの、人々の夢や希望がここにはあるのかもしれません。しかし、放たれたことから始まる、権力争いによる苦しみの出発点なのかもしれません。平和を望むがゆえに、戦いをやめる人もいれば、平和のために戦う人もいる。どちらも人がなすことです。

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ミュージアムには、世界の旗がずらり。真ん中のこの鳥は、乗ってきた飛行機、ガルーダ航空のマークになっているガルーダ。ガルーダは、炎の様に光り輝き熱を発する神鳥。インドネシアの国威の象徴であり、国章とされているそうです。
何とはなしに、このメンバーの誰かに似ているという噂が・・・・。神の鳥ガルーダに似ているなんて、光栄なことですよね!?


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