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不登校の原因と対応方法

不登校の原因と元気学園の教育方法

元気学園では、不登校の原因は、本人の能力の問題が大きいと考えて治療教育をしていますが、原因を大きく分けると、下記の

三つに分けられると考えています。
・体の問題
・学力の問題
・心の問題
 
子どもにとって、能力が獲得しやすい年齢である臨界期に教育の機会を与え、できるだけ速く問題解決するためには、一人の子どもに対して、一面からではなく、偏りのない多方面からの視点をもって、正しく判断をすることが必要だと思っています。

健康面や体の使い方、脳の発達などに関する医療の目、学力をはじめとする知力や理解力を判断する教育の目、そして、道徳心や躾も含め人とのコミュニケーションや物事のとらえ方などの心や社会生活を営む事からみた目をもち、それらを総合して、子どもの今の状態をとらえ、元気学園の独自の治療教育にいかしています。
これまでにつくりあげてきた元気学園の指導法に、日々の新たな経験と新たな現代医学の進歩を加えて、常に今できる一番良いことを、目の前の子どもたちにしていきたいと考えています。
 

不登校:体の問題 医学的な視点

不登校を医学の視点から体の問題については、元気学園では、体調不良や、やる気が出ない原因を、原因不明とうやむやにせず、判断できる専門性を持った医師の元で、医学的な視点からみて明らかにすることは重要だと思っています。気持ちの問題として考えられていることが、実は体が原因であることも多く、それについては、「見る目」があるかどうかがポイントです。
原因が分かっても、西洋医学が対処できることはほんの一部で、手術や薬で治せる事は少なく、生活習慣からしか直せないことがほとんどなのですが、どちらであっても、原因が分かり、その治療に向けて努力するようになるという意味で診断は不可欠です。

元気学園では、
心臓、肺、脳の状態、側湾症をはじめとする骨の歪み、ホルモン、自律神経系の問題、過敏性腸炎やお腹のガスなどについて、長年、医師の協力のもとで注目してみてきています。子どもの訴えや状態と関連した明らかな病状の傾向と特徴があることが分かってきています。
不登校の子どもたちが訴えてくる体調不良

不登校の90%は学力不足

不登校と学力の関係不登校の子どもの9割くらいに学力の問題があると思います。
休まず学校に行っている子どもの中にも、勉強ができない子もいます。ですから、勉強ができないからといって、不登校になるわけではありません。しかし、勉強が分からないことは、不登校の大きな原因です。
学校は勉強する場所であり、集団教育の場であるということは、進学を希望するのであれば、忘れてはならない事です。
親子喧嘩をすると、子どもがそれなりの事をいうので、理解していると誤解している家庭がとても多いのですが、実は、言っていることの意味が全然分っていないと考えた方が、理にかなっているということはありませんか。
子どもは、同級生と同じ教室で勉強しているのですから、年齢に応じた理解力が不足しているというところに家族が注目し、それを補うことで、不登校を予防できますし、また学校復帰もたやすくなります。
学力不足と感じられる90%の子どもたちには、
○理解力が不足している
○今の実力が学年から大きく離れている、
○学年の中では優秀だが、属している集団の中(例えば進学校に行っていた)で思ったような成績がとらない

など、かなり時間をかけて(学校で勉強する以上に)、じっくりしっかり勉強をかけて教えないと、学力の穴を埋めることができません。
結果は後からついてくるという、「結果はすぐにでない=準備が必要」という感覚もこの年齢に育てていきたいことです。中学、高校生のうちに未来指向性を育てていきたいものです。(不登校対策 中学2年生までという時期
 
残りの10%は、学力には問題がなく、休んでいる間の履修していない部分をしっかり教えれば理解をし、自分で解決していこうという力があります。
ただし、プライドに応じた成績がとれるかどうかは、また別問題です。
 
子どもの学力をどう判断するかのヒントは、
お父さんの為の不登校講座をどうぞ。
不登校学力の問題
不登校をしていた時間を取り戻す難しさ
解決には何が必要か
 
アップ予定
○勉強が分からないのを隠す
○勉強以前の問題:机に向かえない
○結果がでないと嘆くのは
○居眠りと不登校の関係
 

不登校:心の問題のとらえ方

不登校の能力心の移ろいやすい心を基に、将来の事を組み立てるのは、本当の問題解決に繋がっているのでしょうか?
本人がイヤといったら、全てストップしてしまって、時間だけが過ぎてしまっては、問題解決は遠のくばかりです。
判断力や将来を見通す力のない子どもに「どうする?」と聞いても、何もよい答えは出てこず、ただ、「好きか嫌いか」それだけで、人生にかかわる大切なことを判断してしまってはいけないのではないかと考えています。
不登校は能力(総合力)の問題であって、心だけの問題ではないと元気学園では考えていますが、もし、心の問題というならば、「物事のとらえ方や受け取り方の問題」、例えば人に対して、悪口が多く、批判的であったり、相手からの言葉を良く解釈せず、悪い方悪い方に考えてしまうというようなことがあります。
それは、人の温かみの中で信頼できる人を作り、「人はそんなに悪い人ばかりではないよ」ということや、自分が相手の要求を満たせないからおこっていることだから、実力をつければ解決できるんだという体験を増やしてあげることや認知行動療法で、元気学園では解決しています。
人間関係は、人の中でしか学ぶことはできません。方向性をもった指導をしてくれる大人と少しのことは多めに見てくれる仲間たちの両方が存在している中でしかなおせないものです。
 
では、どうして、人の言うことを良く捉えられないかというと、それは、うまくいかないから。
機嫌がよければ、そんなに腹が立つことではないのに、ちょっとしたことで、ものすごく怒りを感じたり、大したことではないのに気になったりと、自分自身の受け取り方によって、同じ事を同じ人がしても全く違ってきます。子どもの文句は、疲れやすい体の子どもほど多く(元気になれば同じ子でもとても少なくなります)、体調不良とも繋がっています。また、勉強で自信を持つと、人に対してもおおらかにつきあえるようになるということもあるので、心だけに注目せずに、体や学力と密接に繋がっていることを忘れてはなりません。
そして心の問題としては、価値観を重視しています。
価値観は人格の土台となる事で、「何を大切にするか、何に高い価値を見いだすか」はそれぞれの家庭で違います。親子で価値観を共有できれば、離れていても通じ合えるけれど、違う価値観では、どうでしょう?価値観は、家庭教育で躾と共に、親から子へと受け渡すべきものではないかと思っています。
それは、元気学園の入学についても同じで、親御さんと学園が価値観を共有できるかどうかというところを重視している理由です。
 
不登校は心の問題と思っていませんか? 
気持ちが思考を止めている
 
アップ予定
○不登校と心の問題:嫌いな人苦手な人
○不登校と心の問題:人は変われど主は一人
○不登校と心の問題:価値観を共有できるように
○不登校と心の問題:素直にハイという心
○不登校と心の問題:言葉に惑わされない
○不登校と心の問題:くやしいの感情処理 
○不登校と心の問題:不登校よく分かっているのは本人で、一番分かっていないのは親
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元気学園の名前の由来:虚弱である、朝起きできない、低血圧、頭痛などの体調不良を訴える健康上の問題を抱えた子どもたちを元気で活発にすることから名付けられました。

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家から出ない、学校に行けないのは心のせいだけじゃない!

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著者:元気学園校長小林高子

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更新情報
  • 信州・斑尾高原の旅
    信州・斑尾高原へ一泊二日旅行に行ってきました。
    いつも、一緒に寮生活しているみんなですが、リゾートホテルに泊まるのは、新鮮!楽しみ!ワクワク!
    水着持って、お小遣いもって、レッツゴー。
    もちろん、プールも温泉もゴルフも楽しみですが、それだけでは終わらないのが、元気学園の旅。必ずそこには、「学び」があります。ちょうど、真田幸村のことを大河ドラマでしているので、それに関連する学びの旅となりました。
    (2016年6月23日)
  • 梅狩りボランティア 2016
    「今年もよく来てくれました。ありがとうございます。どうぞ、よろしくお願いします。」から始まったボランティア活動。
    若者が、過疎地域をサポートするという、元気学園の「お助け隊チーム」が、活躍します。
    (2016年6月9日)
  • バス旅行、浜松城は出世城!
    浜松までバスでお出かけ。新入生は、過去を引きずってきます。不登校に至る過程での思い、ツラかった事、決して幸せではない過去を・・・。それらを、お出かけという気分転換で、吹き飛ばしていこう!!
    (2016年3月31日)
  • 卒業式2016
    答辞は会場中がすすり泣き。
    不登校をしていた頃。
    最初は、叱ったりおだてたりしていたお母さんが、だんだん、何も言わなくなってしまった・・その時間。
    自分なんか、消えてしまえばいい。
    「誰か助けて」と心の中で叫んでいた。
    …涙と感動の卒業式でした。
    (2016年3月23日)

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