成長の鍵 不登校と臨界期その4 睡眠と生活習慣
不登校の子供たちの多くは、家では、夜遅くまで起きて、午前中は寝て、午後から起きるという生活をしている。
これには、いくつか理由がある。
- 朝起きると学校に行かなければいけないから起きない
- 家族に会うのがイヤだから、時間をずらす
- 昼間活動していないから眠れないので、ずるずると遅くなる
- ゲームやコンピューターをして興奮して眠れない
学園の寮で預かった生徒にしても、中学生までは、家で夜型の生活をしていても、しばらくすればすぐに規則正しい生活を送れるようになる。
しかし、高校生以上になると、小中学生に比べると、朝起きること、そして、昼間起きていることがつらい。
さらに、18才以上になると、最初のうちは、かなり辛いようだ。
ただし、年齢が上になればなるほど、自己流の生活が当たり前になってしまうので、人の成長の可能性だけではなく、やる気の問題も大きいと思う。
個人差がある。
近年、生活習慣にも臨界期があり、それは15才くらいまでではないかという脳科学の研究がなされている。
いわゆる成長期という年齢に、夜しっかり寝て、朝起きるという習慣が如何に大切かということが脳の発達の面においても科学的に実証されてきている。
元気学園では、人も生き物だから、若年の頃はすべての生物と同じように活発に過ごすべきだと考えている。
また、平均寿命によると80年も使う体だ。臨界期でしか獲得できない能力がある。それを、時機を逃さずにしっかりと身につけないといけないと思う。
生活習慣においては、昼起きている事が大切。昼間起きて活動することが、脳の活性化やホルモンバランスを安定化させる。
「不登校」「引きこもり」「ニート」とすべてひとくくりにされてしまいがちだが、不登校でもいくつかのタイプに分けられる。
不登校と言っても、学校に行かないという事だけが、困った問題ではない。
日々の生活習慣に焦点を当て、当たり前のことが出来なくなってしまっている事に、家族は、大きな問題意識を持つべきだ。
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