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不登校の4月:新高校1年生編

桃の花高校1年生の不登校は、中学校時代に不登校であったということが、元気学園の相談電話では、全体の8割くらいを占めます。
特に、4月〜6月にかけての相談は、ほとんどがそれです。
一日も行かないということもありますし、入学式と数日行ったけれど、やはり行けないということが多くあります。
どうして行かないか、まず考えられることが、本人のプライドに応じた学校でないということです。
第一志望が無理で、あきらめて、仕方ないからそこに決めたという不本意でない進路であることがあげられます。
また、希望して進学したのだけど、行ってみたら、「思っていたのと全く違っていた。」「勉強がとてもたいへんだった。」ということもありますし、不登校の子どもたちを対象にした学校では、パンフレットと違って、雰囲気が怖くてその場にいられないなんて相談も多いです。

この時期のポイントは、このまま、ずるずると問題解決を先延ばししないこと
なぜなら、 ここで、もう一度、方向を考え直すのは、親子にとっての、高校進学と同じくらい大きなチャンスです。
しかし、この状態を当たり前としてしまうと、「3年経っても、何にもかわらなかった。」なんてことがよくあるからです。いや、3年では終わらない、これが、引きこもりの始まりになってしまうかも。それは避けたいところです。
中学までは義務教育で社会の代表である学校が注意を払ってくれますが、この先は、親子だけの問題となっていくからです。
「このままでは、いけない!」と親子が危機感を持つことで、人生の大きな舵取りをすることができます。

将来どうやって生きていくかを考え(まず3年後どうなっているかを考えてみると良いですね)人の中に居られるか、また、人が受け入れてくれる自分であるか、人から嫌なことを言われたり注意されたりするような刺激に過敏に反応しすぎないことの練習が必要ですし、まず8時間労働に耐えられることを前提に、一日もつ体力と、自分を助けるための知力、コミュニケーション能力などの実力をつける生活ができるような環境作りを考えてみるとよいかと思います。

この年齢になると、不登校はそう簡単には問題解決するものではありません。
同級生たちとの開いてしまった差をうめ、自分自身の考え方や行動を、まわりとフィットするようにしていくには、すべてにおいて本人の納得が必要な年齢です。納得するまでには、時間がかかります。でも、今教えなければ、その時機を失ってしまうので、元気学園では成長を待ちながら問題解決するという方法をとっています。
元気学園が、20年を超えて、多くの不登校の子どもたちを教育してきた結果、長い目で見ると、これが、親子が最も楽に乗り越えられる方法のようです。

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著者:元気学園校長小林高子

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