環境で人は変わる

不登校と臨界期 艦橋で人は変わる入学後、しばらくして面会に来た親御さんが「うちの子がこんな穏やかな顔をするのを見たのは小学生以来です。先生、同じ子なのに、どうしてでしょう?」と尋ねてきます。
それは、「環境」が大きいと思います。

人は環境によって、いい人にも悪い人にもなります。
いじめられて帰ってきたら、自分がされたのと同じように年下の者や、自分より弱いおばあちゃん、犬や猫をいじめてしまいます。
嫌なことがずっと続くような環境にいると、心がすさんでしまいますね。

自分が言われた、気に障る文句はよく覚えていて、それを誰かに言い返してしまうし、嫌味だって、愚痴だって、子供自身の言葉ではなくて、家族の話しを聞いて同じように言っているということがよくあります。
(大人は、注意してください〜。子供が真似をしますよ(;^ω^)。)

本人の処理能力を超えたストレスの大きい環境は、子どもの成長には悪影響を与えます。

大人も子どもも同じですが、特に、子どもは、脳の発達時期や考え方の基本となる価値観を決定する20代前半までに、強いストレスがあると、健全な発達が阻害されてしまいます。
元気学園でも、入学前は、痩せて身長も小さかった子が、学園生活を送っているうちに、すくすくと伸びることが、よくあります。逆に、過度に太っていた子が、やせていくことも。
これは、食生活がよくなっただけではなく、精神的な圧迫の大きさが関係しています。

脳の方も、ネガティブな感情が制御不能になると、知識を吸収しにくくなるし、まともに頭を働かせることが不可 能になってしまいます。

それは、一見精神疾患のように見える時もあります。
また、そのままにしておくと、実際にそうなってしまうこともあるのです。

人格形成の最中であり、知力の 獲得年齢にある子どもたちにとっては、危機的なことになってしまいます。
さまざまな疾患も、初期段階であれば、教育環境で予防することが出来ます。

ストレスというとマイナスイメージが大きいですが、悪いことばかりではありません。
適度なストレスは、子どもの精神を磨き、体を鍛えます。
だから、元気学園は、ストレ スは必要だと考えています。受験のストレスが、勉強するエネルギーになるし、「まだできないの?」というストレスが、ピッチを上げのです。

子どもの好き勝手にしていれば、ストレスはないかもしれません。でも、年齢と共に子供の要求も変化するので、それに常に対応していくのは、難しいし、後々もっと大きなストレス(不満)に発展する事も予大いに考えられます。

子どもにとって、適度なストレスは必要です。
しかし、大き過ぎるストレスはその子の性質や能力獲得にも影響し、一生に関わる問題となります。
子どもの能力を最大限に伸ばすには、基本に、毎日安心して過ごせる環境があるということが条件ですね。

子どもに、将来生きていく力になる適度なストレスを与えつつも、伸び伸びと生活できるように努めています ヾ(=^▽^=)ノ

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著者:元気学園校長小林高子

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